ピアノの発表会後、元気がなくなってしまった長女。抱えていた悩みとは…?【小学校入学前の不安⑤】 by ぴなぱ
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本当に軽く注意しただけのつもりだったのですが、私の一言がきっかけでそれまで堪えていたものが溢れてしまったようで、泣き出してしまいました。
その時はもう発表会から1ヶ月近く経っていましたが、こまちゃんは発表会で見たあの6年生のお姉さんのことをずっと意識していて、自分がピアノを弾くたびにあのお姉さんとの差を感じてどんどん自信をなくしていってしまったようです。
こまちゃんの中では6年生だろうが小学生は小学生で、自分ももうすぐ小学生で同じになるはずなのに、全然追いつけそうもない、そんな自分は下手なんだと感じてしまったようです。
たがが外れて号泣するこまちゃんを見て、まさかそんな風に悩んでいたとは思わず驚きましたが、練習をしたがらなかったのもなかなか上達しなかったのも自信のなさからだと思うと納得でした。
自分の子をこう言うのもなんですが、こまちゃんは年齢を考えればわりと弾ける方です。ピアノを習っているからというのはもちろんですが、努力家でコツコツ頑張るタイプなので、習ったことをしっかり身につけていると思います。
実際こども園の音楽の時間には他の子に教えてあげていると先生から聞いていて、本人も同年代の中では自分が弾ける方だということをわかっていてそれが自信にも繋がっていると思っていました。
でもそんなことは吹き飛んでしまうくらい、小学生のお姉さんという存在は強烈だったのかもしれません。理想が高いと言えば聞こえはいいですが、本人は自分ももうすぐ小学生だから同じだと思っていて、それが高い理想だという自覚がない分、余計にどうしたらいいかわからなかったんだろうと思います。
続きます。
◆今までのお話
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⇒作者:ぴなぱさん
⇒ブログ 猫の手貸して~育児絵日記~
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