<広告>

義母が発症した病気は…【めおと34年も続けると㉒】 by 山田あしゅら

<広告>


12

   

◆今までのお話

【めおと34年も続けると】記事一覧

 

 

看護師さんから伝えられた衝撃的な言葉に

頭の中が真っ白になりました。

 

一昔前には『国民病』とも呼ばれていた

結核。

昔のドラマや時代劇にもたびたび登場し

その名前を聞いたことのある人は多いと思います。

 

 

当時は『不治の病』として恐れられていた病気でしたが

予防接種や薬の進歩のお陰で現在では注目されることも少なくなりました。

 

しかし

だからと言って全くなくなってしまったわけではなく、

毎年発症者が出続けている病気でもあるようです。

 

厄介なのは 感染=すぐに発症 ではなくて

結核菌は体内に取り込まれても免疫の作用で抑え込まれ

何十年間も眠り続ける場合があるということです。

 

看護師さんから義母が結核に罹ったと聞いた時には一瞬

 

 

と思ってしまった私でしたが

どうやらそうではなく、元々義母の体内に眠っていた結核菌が

免疫力の低下によって目を覚ましてしまった…ということだったようです。

 

20年ほど前まで看護師として働いていた義母ですから

いつ感染したかは定かではありませんし

今では結核患者の過半数が70歳以上の高齢者と言われています。

病院で寝たきりになった義母が結核を発症しても

何ら不思議ではないということなのです。

 

ただ、問題は

結核に罹っている(排菌がある)となると

隔離病棟に移らなければならないということ。

 

義母が入院している病院に隔離病棟はありません。

 

担当の先生があちらこちらに問い合わせてくれましたが

あいにく市内の隔離病棟のある病院はこの時一時閉鎖中で

一番近い病院でも15~6キロ離れた隣市まで行かねばなりませんでした。

 

※次ページに続きます。

<広告>
12
 

フォローして山田あしゅらさんの最新記事をチェック!

本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
--------------------------------
<広告>

作者:山田あしゅら

> 作者ページへ > Instagramを見る

 - じいじばあば, 介護, 病気・トラブル ,

<広告>



 - じいじばあば, 介護, 病気・トラブル ,


  関連記事

関連記事:

「他言無用だから」 ――職場で無茶な指示を拒んだ私に管理部が放った耳を疑う返答【お局率90%の職場に入社した話#13】 by こんかつみ

関連記事:

娘に向けられる“声”に母は気付かぬふり…そして事態は思わぬ方向へ ――【うちの子は優しい天使ちゃん #13】 by はいどろ漫画

関連記事:

自然派育児を貫くママに周囲がざわつく…『幼稚園に行かない選択』その驚きの理由とは【ママ友は「自然」の人】第7話:深まる世間との溝① by 山田ノジル&すじえ

関連記事:

義両親との同居中、妊婦の私を置いて遊びに行こうとする旦那にもの申す!【妊娠中に義両親と同居してた話④~最終話~】 by まゆ

関連記事:

じいじ&ばあばもうれしい!小さい子供がいる方にはテレビ電話がおすすめ!

関連記事:

わざと嫌がらせをしていた元義母さんを一気に落ち込ませた夫の言葉【好かれてる?嫌われてる?元義母さんの訪問⑪】 by 木村アキラ

関連記事:

じゃ、まぁいいかなんてそんなに簡単に片付かないから~♪初心にかえって考えた。【お義母さんと暮らした1ヶ月⑤】 by まるたまの母

関連記事:

まさかの『コロナ陽性』!周辺で初の感染者となった私にかけられた言葉は…【新型コロナウイルス陽性騒動。②】 by よいこ