中耳炎の娘にさせた『ある行動』が最悪の事態を引き起こす!【「中耳炎はあたためてはいけない」は常識ですか?②】 by あみな
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◆今までのお話
【「中耳炎はあたためてはいけない」は常識ですか?】シリーズ一覧
これは長女が年長、息子が2歳、次女は妊娠中のときのお話です。
仕事終わりに保育園に迎えに行くと、先生から娘が耳を痛がっていると聞きました。
先生からの呼び出しがあるほどではなかったし、娘もその時静かにしていたため、大事ではないと思っていました。
しかし保育園を出た途端、娘がものすごい勢いで耳を痛がったので、急いで病院に向かいました。
2つ目の病院に着き、診察してもらいましたが、特に処置はいらなかったのか、痛み止めのみを処方されたのでした。
そして病院で処方箋を受け取り、急いで一番近くの薬局に行くのですが…
薬が出来上がるまでの待ち時間も、休むことなく泣きわめいて痛がり続ける娘。
なだめても背中をさすっても、変わらず、痛みと闘い続けている様子でした。
先生に診てもらったのだから、大事に至る心配はなくなりましたが、子供が痛がり続ける姿を見ているのは、なんとも切ない時間です。
2歳の息子も飽きてきています。
周囲に迷惑がかからないように、話したり、水を飲ませてあげたりと、飽きないように相手をしながら娘の様子をうかがって待ち時間を過ごしました。
やっと薬を飲ませることができたのですが、
ここから薬が効くまで20分ほど時間がかかるのか…と思うと不憫でした。
痛い時は少しの時間でも長く感じるものです。
一回分だけでも先に飲ませてもらえたら、と思いましたが難しいんだろうなあ。
薬局をあとに、まだ痛がる娘を乗せて自転車で10分ほどで家に着きました。
まだ痛みが完全に治まったわけではないけれど、ご飯を食べるくらいには落ち着いてきました。
薬がちゃんと効いてくれている。よかった、と一安心しました。
下の子は食べるのに時間がかかります。
娘は泣いて疲れているだろうし、先にお風呂に入って寝てもらおうと思いました。
きっとこのまま、眠ってしまえば翌日には症状も軽くなっているだろう、と思いました。
言われるがまま、食後にお風呂に入る娘。
しかし、お風呂に入ってもらうというこの行動が、
後に最悪の事態を引き起こしてしまうのを、この時の無知な私は知る由もありませんでした。
※次ページに続きます。
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