練習に明け暮れた夏休み。初めての全体練習後に娘が話してくれたことは…【子供の習い事⑮】 by あぽり

クラスメイトが、みんな誉めてくれた。
すごい、すごい、と、
ピアノを弾く娘にみんなが群がってきて、
口々に誉めてくれる。
他の曲も弾いて欲しいとリクエストされた。
それまで、自分は何の取り柄もないと思っていた娘は、
こんなに人から誉められたこともなく、
この予想外の出来事に戸惑っていた。
一番仲の良い友達からも誉められ、
男子からも「すげーじゃん…」と誉められ、
とても恥ずかしかったと言っていた。
家に帰って来た娘は、その日の事を
嬉しそうに報告してくれた。
伴奏を引き受けた時は、仕方なく引き受けたのに、
この時から娘は、
「みんなの為に、本番に向けて、
どんなに練習が大変でも頑張る!」と
決意を新たにしたのでした。
今までピアノは、ピアノ教室に通う子同志でしか
弾きあったりしていなかったし、
ピアノが弾ける子は、ピアノを習っている子で、
皆さんとても上手です。
幼い頃からずっと、
ピアノが上手な強者が揃う中で弾いていた娘は、
自分は下手だと思っていました。
たぶん、その人達の中では下手だったかもしれません。
でも、こんなに誉められて、
何の取り柄もないと思っていた自分が、
初めて「自信」を持てた事だったかもしれません。
1つ自信を持つと、他の事も自信を持てるようになっていく。
今でも、ピアノと出会えて良かったと思っています。
つづく。
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