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『貧乏くじ』だと思っていた介護が終わり、夫と2人になり思うこと【めおと34年も続けると㉟】 by 山田あしゅら

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これまでは気づかなかった一面を

夫に見つけることが出来ました。

 

そして

長い義父母介護が終わった今

 

 

私がこんな感じになっちゃってるかというと

 

…実はそうでもないんですよね。

 

60代の私と若い人たちとでは考え方も生活環境も全く違うし

人によって受け取り方も同じではありませんから

これは『私の感想』として聞いて欲しいのですが

 

『貧乏くじ』だったはずの介護期間が

私たち夫婦にとって、必要不可欠な時間だったのではないかと

今では思えるのです。

 

 

夫婦を始めて2人となり

 

 

同居を始めて5人(長男は既に生まれていました)となり

 

 

次男三男が生まれて7人となり

 

 

家族が増えて楽しいことも増えるけど厄介ごとも増えていきます。

 

 

戦い済んで日が暮れて

気付けば

 

 

振り出しに戻っていた夫婦2人。

 

そんな2人の足元を

義両親は介護を通してしっかり固めてくれていたのかも知れません。

 

あと20年も経てば私たちも

介護が始まった頃の義父母の年齢に差し掛かります。

 

 

この後ろ姿を見守ってきた私たち。

苦しく長い介護を乗り切った私たち。

 

これから先の20年

どんな夫婦よりもゆるぎなくしなやかに

過ごすことが出来るんじゃないかと

 

心からそう思えるのです。

 

 

~第1話はこちらから~

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⇒作者:山田あしゅら
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