家事育児仕事に追われ限界のママが夫に助けを求めると…【三男育休後、職場復帰して物忘れが激しくなりミス連発した話⑧~最終話~】 by 寺中
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「仕事があるので定時まで病児保育お願いします!」と園に頼ることもできないし…
「子供が熱なので帰ります!残りの仕事お願いします!」と仕事を残して軽やかに帰るのはまだまだ難しい世の中。
旦那も実母にも仕事はあるし同じ状況な訳で。。。
「あー。。。困ったー」と思って電話を切るとそこには後輩たちの姿が。。。
私の仕事は担当制で、一人一人に仕事が割り振られており、時短勤務の私はそもそも通常勤務より仕事量を減らしてもらっている為、周りの職員にその分のしわ寄せがすでにいっている状態で。。。
さらに後輩たちの仕事量を増やすなんて申し訳なさ過ぎる!
と断りかけたのですが。。。
冷静に考えると明日も来れないかもしれないし、家に仕事を持ち帰る事はできないので、今日明日中に提出しないといけない仕事はもう無理だと気づきました。
頑張りを見ていてくれる人は居てるんだなとすごく救われた気持ちになり、後輩の優しさに泣きそうになりました。(絵では泣いてるけど笑)
「今大変でしょ、頼っていいよ」と言ってもらえたことで、「自分が無理してやらなくてもいいんだ」「できない自分が悪いんじゃないんだ」と感じることができ、今まで感じていた孤独や劣等感といったネガティブな感情は薄れていきました。
さて、今回の連載でお伝えしたかった事は
できないことが多くて自分に自信をなくすことがあるかもしれません。でもそれってキャパオーバーじゃないですか??
できないことは悪いことじゃないので、どうか必要以上に落ち込まないでください。
しんどい時は素直に「しんどい」と周りに発信することで何かが変わるかもしれません。
人に頼れない状況もあるかもしれない。
夫婦で協力してもできないこともあるかもしれない。
そんな時は思い切って「やらない」という選択肢も作っていいと思います。
人それぞれ、得意不得意があって。
キャパも違えばやらなければいけない仕事量も違うわけだから。
他の人と比べて「なんで私はできないんだ」と思う必要は全くないしダメなんかじゃない。
このエピソードがあった時期から1年以上経過した現在の私は…
夫との役割分担も上手くいき、子供も成長して少し手がかからなくなり、仕事も慣れてきてより余裕がもててきました。
しんどい事を経験した分、次は同じ立場で頑張ってる人の気持ちを理解できるし、助けてあげられるなぁ!と感じています。
落ち込んでいたり、キャパオーバーで必死になっている人がいたら、私がしてもらったように「大丈夫だよ」と声をかけ、助けてあげたい。
こういうことの繰り返しで、子育てしてる人たちにとって世の中が少しずつ優しくなっていけばいいなと思う今日この頃なのでした。
綺麗事かもしれませんけどね。
ご拝読ありがとうございました。
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