ご褒美と我慢と子供の劣等感【小学生の浴衣(最終回)】 by あぽり

   

小学生の浴衣④
の続きです。

 

前回、
男子達が誉めてくれて、
プラスへプラスへと向かう
ミラクルが起きていた、
という事を書きました。

 

今回、
私が思った事を書きたいと思います。

 

お祭りの帰り道、

 

 

私はもう、
絶対に浴衣を買おうと
思っていました。

 

 

娘は、この浴衣でもいいと
言っていましたが、
サイズも小さくなってしまうし、
新しい浴衣に身を包む娘を
私が見たかった。

 

 

最初は、
一年に一度しか着ない物に、
1万円も出すなんてと思っていましたが、
(全部揃えると、
その頃は1万円くらいかかりました。
今はもっと安く揃えられます)

 

お姫様の中に
1人だけポツンと浮いていた座敷童。
そういうのを目の前で見てしまうと
子供が気にしていなくても
用意してあげれば良かったと
後悔しました。

 

小6の時に買った浴衣は、
娘はまだ身長が低くて
大人用は買えなかったので
140か150サイズを買ったのですが、
2年着る事が出来て、
年に一回だけと思っていたら、
他の小さなお祭りにもみんなで着て行くようになり、
2年で7~8回着る事が出来て
十分利用出来たと思いました。

 

中2からは大人用のサイズになりましたが、
2枚も浴衣を頂いてしまい
買わなくても良くなりました。

 

私は、上の子が男の子だったせいもありますが、
男の子は本当にお金がかからなくて
お祭りもみんな、Tシャツ短パンだし、
(そしてスーパーの袋です(笑))
かかると言えばゲームくらいのもので、
服とか小物とか無頓着だったため、
娘の時も、無頓着でいました。

 

女の子はこれではいかんのだ!
と、つくづく勉強になりました。

 

これは、女の子だから、というよりも
地域性もあると思いますし、
学年のカラーもあります。

 

お祭りに浴衣なんて着ないという
地域であれば
浴衣を用意するというのは無意味ですし、
その場所、その学校に合った価値観で
用意してあげられたらと思います。

 

だからと言って、
他の子が持っているからと
なんでもかんでも買ってあげるのは
教育上もよろしくないと思いますし、
ここが難しいところです。

 

2~3人しか持っていなくても
「みんな持っている」というのが
女の子の常套句でもありますので、
(男の子でも言いますかね(笑))
それは必要かどうかを
見極めていかないといけませんよね。

 

全てYESでも良くないけれど、
全てNOでもいけない。
大人がそうであるように、
時にご褒美も必要で、
でも、我慢をさせる事も必要。

 

浴衣に限らず、
他の物でも起こる事なので、
買った方がいいのか
買わない方がいいのか
子供が劣等感を感じ過ぎない程度に
私も今後、考えていきたいと思います。

 

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⇒作者:あぽりさん
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