いつもどおりの朝、いつもとちょっと違う出会い。【末っ子ミーのおともだち生活(42)】 by ユウ
【いつもどおりの朝、いつもとちょっと違う出会いが…】
いつものように、ミーを
保育園に送っていった朝のこと・・・
ミー「ネコ」と上手くいえず
「ナコ」といいます(^▽^;)
見た感じ、野良猫のようです。
もしかしたら、飼えずに捨てられた子かも…
毎朝の日課が、子ネコへの挨拶になり、
それはそれは楽しみに登園するようになりました。
リビングで新聞を読んでいたら・・・
キッチンの方から派手な音が!
・・・!?
どうやら、子ネコにあげようと、いりことかつおぶしを
棚の上から取っていて、派手にぶちまけたようです・・・
う~ん・・・
とりあえず散らかったものを片付けて、
野良猫にエサをあげてはいけないことを伝えました。
でもミーは、あの子ネコがおなかを空かせているのがわかるのか、
どうしてもあげたいと食い下がってきました。
根負けして、いりこ1匹だけ
ゆるすことにしました。
ミーもそれで納得・・・
いりこ一匹を大事そうに持って、
例の植え込みのところへかけていきました。
すると・・・
いつもの場所に子ネコがいない・・・
ほぼ、毎日会えたのに今朝はなぜかいない・・・
ミーはショックだったようで、
しばらくその場で何かを考えているようでした・・・
【突然いなくなった子ネコ。ショックを隠しきれないミー・・・】
ミーにとって、毎朝の子ネコとの挨拶は、
とてもとても大切な時間だったのです。
毎朝いた子ネコが急にいなくなり、
ショックをかくしきれないミー。
いつも子ネコがいた場所に、
そっといりこを一匹置いて、静かにその場から離れました。
元気なく、歩く姿が痛々しい。
その翌朝のことです・・・
いりこは無くなっていました。
子ネコが元気ならいい、
エサを食べてくれたならいい。
きっとミーはそう思ったに違いありません。
それから
いつものように 元気に登園していきました。
そんな、ミーと子ネコとの話・・・
(不器用男 ユウ)
◆今までのお話はコチラから
第三十話 保育園の『通ってはいけない通路』の先にあったもの【末っ子ミーのおともだち生活(30)】
第三十一話 こんなに違う?!幼稚園と保育園の反応の違い【末っ子ミーのおともだち生活(31)】
第三十二話 不安が吹き飛んだベテラン保育士さんの言葉。“お兄ちゃんパンツ”デビュー①【末っ子ミーのおともだち生活(32)】
第三十三話 お兄ちゃんパンツって聞くけどお姉ちゃんパンツってあるの?【末っ子ミーのおともだち生活(33)】
第三十四話 お兄ちゃんパンツ登園になって悩んだこと【末っ子ミーのおともだち生活(34)】
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第四十一話 息子についてちょっと気になること【末っ子ミーのおともだち生活(41)】
⇒作者:ユウさん
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