子供には大丈夫だよと言っているけれど、実は私も怖いんです by めめ
【歯医者へ行く前の質問攻撃には…】
「今日は歯の定期検診だよ。」と言うと、子どもたちは「やだな~、こわい!」と不安そうな様子で「絶対削らない?注射とかしない?」と何度も聞いてきます。
でも、ここで安心させようと安易に「きっとお薬塗るだけだよ。」などと言ってしまうと結局歯を削る処置があった場合に「削らないって言ったのに!」となってしまうし、歯科の先生からも「お母さんからいろいろ説明はせずに、大丈夫だから行っておいで、と明るく送り出すようにしてください」と言われているので子どもたちの質問攻撃をなんとかかわすようにしています。
今は昔と違って技術が進んでいて、歯を削るにしても麻酔をするにしても痛い思いをする事なんてほとんどないのでは?と思うのですが、子どもたちはやっぱり歯医者さんが苦手のようです。
【口の中の違和感】
そんなある日、夕食の後片付けをしていた私は口の中に違和感を感じ、歯の気になるところを爪楊枝でちょっとつついてみました。するとぽろっと何かが取れたのです。
初めは歯と歯の間に詰まっていたものが取れたのかな?と思って舌先で確認してみると、気になっていたところに穴があいていたのです。
どうやら歯が欠けてしまったようでした。さてどうしよう、となり最初は「欠けてしまったけど痛みもないし、穴があいたところをこれから気をつけて磨けばいいかな、すぐに歯医者さんに行かなくても…」と思ってしまいました。子供の前では大丈夫だよ、なんて励ましていても実は私も歯医者さんが怖いのです。
【痛かった思い出】
子どもの頃、歯を削る時にとても痛い思いをした事があったので、大人になってからの治療では痛い思いをした事がないにも関わらずどうしても昔を思い出してしまって気が進まないのでした。
でも、歯が欠けた後の穴が結構深くてそこから虫歯が進行したら怖いし、普段子どもを当たり前のように定期検診に連れて行っているのだから、ここは勇気を出して自分も行かなくちゃ!と思い直して歯医者さんに予約の電話を入れました。
【いざ診てもらったら…】
すでにその部分の虫歯が進行していたようで、麻酔して削る治療をしてもらう事になりました。素人判断で行かずに済ませなくてよかったです。治療も、麻酔の時少しチクッとしただけで削る時は痛みも全くなく、穴がふさがってほっとしました。
学校から帰ってきた子どもたちに報告したら「お母さんがんばったね!」と褒めてくれました。定期検診に連れて行かれる子どもたちの気持ちがよく分かる一日となりました。
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作者:めめさん
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