私の里帰りが長かった理由【産後、見事に病んだ話⑧】 by こじめ
こんにちは、こじめです。
前回は娘の心臓に穴が開いている疑いがあるという話をクリニックの主治医から聞かされ、
それを自分のせいだと責め、深く落ち込んだところまでをお届けしました。
結局その後の検査で、娘の心臓に穴は無かったので、それは心底安心したのですが…
◆前回のお話はこちら
心臓に穴!?娘の1ヶ月健診にて···【産後、見事に病んだ話⑦】
※前回のお話で、今回は私の一度目の大爆発の模様をお届けすると書いてしまいましたが、それは次回に持ち越しさせてください…。すみません。
【母からのアドバイス】
「良かれと思って」という事は分かってはいたのですが、母は私に色々と娘の育児に関するアドバイスをしてきました。
もちろんそれに救われる事もありました。
ですが良くも悪くも母はサッパリとした気の強い性格なので、うじうじと悩む私を見て苛々する部分もあったのでしょう。
親身になって話を聞くというよりは、「悩んだって仕方ないじゃない」というスタンスでした。
初めての育児を自分なりに頑張っているところに駄目出しばかりをされているような気がして、
心の不調はそのまま体の不調となり、慢性的な吐き気に悩まされるようになって…。
試しに、ストレス性の胃の不調に効く漢方を飲み始めたら少し症状が緩和されたことで、「ああ、つまりそういう事か」と理解しました。
この辺りは、私が当時神経過敏になりすぎていた結果だと思っています。
【里帰り期間が激長だった理由】
さて、ここで出産経験者の方もそうでない方も、
「いや、里帰り長くね?」
と思われた事と思います。
はい、長かったです。
最終的に、およそ半年もの間私は里帰りをしていました。
これには理由があり、
昔のアパートの基本仕様がそうだったのか?あの借家が特殊だったのか?
定かではありませんが、お客さんが来ると「変わった作りだね」とよく言われました。
そして終わりの見えぬGとの遭遇率を下げたくて、色々なグッズを試しました。個人的にはブラック〇ャップがよく効いたかな…。
しかし家賃がタダというのはとてつもなく有難い事だったと、今でもふと思い出しては感謝しています。
お陰様で貯金も出来て、家を建てようという大きな決断を出来ました。
というか不便な事は多々あったものの、夫と2人で住むには本当に十分で立地も結構良かったので、今子供がいなかったら多分まだそこの借家に住んでいたかもしれません。(笑)
本当にこちらがびっくりするくらい、あっっっさり受け入れてくれました。即決でしたね。
…と、こんな理由で私は約半年実家に里帰りをしていたのです。
その間夫は?というと、2人で住んでいた借家に1人暮らし。
私の実家からこの借家までは早ければ車で5分程度で着いてしまう距離だった事と、元々簡単な料理や家事ならこなせる人だった事もあり、
私よりも夫の方がこの長期間の里帰りには賛成していました。
週に何度か仕事帰りに私の実家に寄り、休みの日には泊まっていったりして娘と私に会いに来ていました。
【葛藤、そして…】
そんなこんなで、私は実家…特に一緒になって娘の面倒を見てくれている母には、感謝してもし足りない程多大すぎる恩があったのです。
それを私自身強く実感していた為、そんな母をストレスに感じてしまう自分が物凄く黒くて薄汚い人間に思えて、
益々自分の事が嫌いになりました。
そんな黒い事を考えているのを両親にも夫にも友人にも知られたくなくて、誰にも何も相談出来ずにいました。
そしてその矢先の事です。
マシになったとはいえ吐き気の治まらない私は、母に娘をお願いし病院を受診しました。
ストレス性の胃炎でした。
この病院から実家に帰ってきたところから、私の第一次大爆発事件が起こるのですが…
それは今度こそ次回!という事で。
よろしくお願いしますm(_ _)m
◆今までのお話はこちらから
~産後、見事に病んだ話~
★第2話 初めての夜間母子同室。ナースコールをしたけれど・・・
★第3話 再度のナースコール。やっと来てくれたと思ったら……この人かよ!!
★第7話 心臓に穴!?娘の1ヶ月健診にて···
~離乳食で精神崩壊しかけた話~
★第1話 おっぱい拒否!小食な娘の離乳食をスタートさせたら…
★第2話 料理が苦手なママが離乳食を始めたら…
★第3話 私を救った保健師さんの言葉
作者:こじめさん
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