食わず嫌いはなぜ起こる?! 元食わず嫌い王が解説する「子供が食べない理由」【偏食小食だった私が大人になるまで②】 by ユキミ

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食わず嫌いをしない子

 

何の迷いもなく教室のドアを開けることができる。

食に対しての1口に表すと、新しい食材を何の迷いもなくスッと口に運べるタイプである。

 

食わず嫌い王

まずドアが開けられない。

教室に入ってからのことを考えて考えて、色々考えすぎたあげく、もう無理!!と脱走。

よって口に運ぶことができない。

 

食わず嫌いをしない子とする子。

二方の違いは「知らない食べ物を1口食べることのハードルの高さ」である。

 

「これいつもと違う見た目だし、変な味がするかも」

「これ元はどんな形だったんだろう…」

 

なんて、食に対して想像力が働き過ぎるが故に、食べられない子がいるのだ。

私がそうだった。

 

こんな時に親だったり、回りから

「おいしいから食べてごらん」

「一口だけ試してみよう」

と背中を押されて前に進め、「これおいしいね!」なんて克服できる子もいるが、多分大体の食わず嫌い王たちはそんなことで背中を押されても、前に進むどころか余計両足で踏ん張りだすだけである。

 

【切り方が違うと同じ食材でも…】

ちなみによく

「子どもの大好きな人参なのに、この料理に入っている人参はどうして食べないの?」

なんて悩みを抱えるお母さんはいるだろう。

私は幼少期、人参1つでも切り方が変わると、味も変わってしまう感じがした。

 

千切りの人参はなんだか見た目が鋭く、味も鋭そうだし。

見慣れている丸く輪切りになった人参は、安心感があった。

 

こうして同じ食材でも見た目が違うと、「味も違う?食べられない…」なんてことがしょっちゅう起こっていた。

 

「人参だったら食べられるでしょう!!」

と、何度も母に怒られた幼少期の私だが、この状況をうまく言葉に表せたら両者ともどんなに楽だっただろうか。

(言ったところでお許しはでないかもしれんが…)

 

当然幼少期の私にそんな言葉の力はなかったので、食事の時間は毎食ただただ怒られていただけである。

理由こそ違うかもしれないが、食わず嫌いの子にはきっとそれなりに言葉にできない色々理由があるのかもしれない。

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