いくつになってもできる、着付け師という仕事【ママが着付け師の資格を取るまで⑲】 by ぴなぱ
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着付けの仕事をする。
まだまだ全然腕はないけど、通っていた着付け教室では成人式や卒業式などの際に一般の方の着付けも請け負っていて、看板を取ればそのお手伝いに行かせてもらうこともできるので、そこでもっとたくさんの人に着せる経験をすればできないことはないんじゃないかなと思いました。
まだ子どもも小さく、着付け師は土日や早朝の需要が多い仕事なのですぐには無理だけど、子どもが大きくなってからでも十分できる仕事です。
現に教室で出逢った先生たちのほとんどは、子育てを終えてからこの仕事を始めた方ばかりでした。
会社で働いた経験もなく、履歴書に書けるような資格もなく、大学を卒業してすぐに結婚して子どもを産んだ私には働こうと思っても選べる仕事がほとんどないと思っていました。
でも着付け教室で出逢った先生たちはみんな昔は今の私と同じような環境で、子育てを終えてから勉強して、好きだった着物の道に入ったとおっしゃいます。
級が上がると看板を取った後に着付け師や講師を目指す生徒さんが見学に来ることもありましたが、みんな私よりずっと年上で、孫がいるという方や定年後に着付けを習い始めたという方も珍しくありませんでした。
みなさん人生経験が豊富な分お話も楽しいし、お母さんのような安心感もあり、さらに歳を重ねてから勉強するという大変さを想像すると尊敬しかなく、私もこういう風になりたいと思いました。
続きます。
◆今までのお話
★ママが着付け師の資格を取るまでシリーズ
★単身赴任と2人目妊娠シリーズ
★子どもの健康アクシデントシリーズ
★第二子が産まれてシリーズ
⇒作者:ぴなぱさん
⇒ブログ 猫の手貸して~育児絵日記~
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