電話口のスタッフの説明によると
夕食後しばらくしてから部屋で嘔吐し
それを誤嚥(異物を気管内に飲み込んでしまうこと)してしまったらしいとのこと。
肺炎の症状もあらわれたため

家族への電話に至ったようです。
高齢者にとって誤嚥性の肺炎は
急に重篤な状態に陥ることが少なくありません。
「すぐに参ります。」と答え電話を切りました。
「すぐに行く」と答えたものの
明日のこともあるしここは夫に行ってもらおうか?と
一瞬頭に浮かびましたが
しかし職場復帰を果たしたとはいえ
退院から半月ほどしか経っていない彼。
病気の影響でまだ疲れやすく
深夜、病院に向かうことは避けた方が良さそうです。

病院までは車で10分ほど。
夜間緊急外来を通り
守衛さんの取り次ぎを済ませたのち教えてもらったフロアへ急ぎました。
夜中の病棟はひっそりと静まりかえっています。
対応してくれた看護師さんから

何枚かの書類を受け取り
必要事項を全て書き終えましたが
肝心の義父には会えずじまい。

夜間の病棟の看護師さんは人手少なく忙しく、声をかけるのも憚られ
時間だけが過ぎていきます。

状況も分からないまま私の頭の中をめぐるのは
義父の心配以上に翌朝の算段。(じいちゃんごめんよ)
そしてやっと義父の顔が見られたのは
日付が変わった1時近くでした。
つづく
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⇒作者:山田あしゅら
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