中学受験をしなければよかった。そう感じるようになった理由【中学受験をした話⑬】 by ぴなぱ
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大学4年になった頃には今の旦那と付き合い始めました。
すでに社会人だった旦那から聞く話は、私の知らないことばかりでした。
旦那は高専(高等専門学校)出身ですが、私はそれまで高専の存在自体知りませんでした。
旦那も技術系で、私も美大なのでどちらも専門分野の勉強しかしていないこと。2人とも大学受験をしていないこと。
だから似たようなものだと旦那は言いましたが、
旦那の場合そもそも中学生の時点で将来を見据えて高専を選択しているので、私とは志の有無が全然違います。
そういう人が身近にいて、自分の選んだ道で立派に社会人として生活していて、会社のことや世の中の仕組みを教わって…
いかに自分が世の中のことを知らなかったか、知ろうともしなかったかを思い知りました。
中学受験をしたからだと言うのはそれこそ甘えでしかありませんが、私のように視野が狭い人間は、ぬるま湯に浸かったらそこが世界の中心だと思ってずっとぬくぬくしてしまうんでしょう。
中学から私立でも立派な社会人になっている方はもちろん星の数ほどいますし、むしろそれが当然だと思います。
ただ私に限って言えば、もっと自分の進路を考えざるを得ないような環境にいた方がよかったんじゃないかと思いました。
続きます。
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