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それは軽い風邪のような症状から始まった…~長女の場合~【我が家の幼児期事件簿④】 by きたぷりん

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今回の事件簿は長女の赤ちゃん期の話です。

 

その年の年末年始は暦の関係で旦那の休みが長くとれた年でした。

そこで旦那がある提案をしてくれました。

なんと私の実家に車で行ける!

 

子供三人になると一気に長時間の移動が大変になりますよね。

長男と次男は出産も実家に帰ってからだったし、飛行機の中でたいくつしないようにいろいろ準備しておけば、そして移動にベビーカーさえあれば、なんとかなりました。でも赤ちゃんと幼児2人になるとどう考えても私には無理…。

旦那がいると安心ですが、まあ飛行機代がそれだけかかる…。

当時新幹線にグリーン個室があり、利用してみたいと思いましたが、やっぱりそれなりの値段で手が出ず。飛行機と違って早割のような割引もないし新幹線自体実家に帰る時には一度も利用したことがなかったな(ちなみに現在グリーン個室はほぼなくなり、代わりに共同で使う多目的室で授乳などができるようです)。

この時期、帰省する方法にいろいろ悩んでいた気がします。

まあ悩むといっても飛行機、新幹線、車、車の場合は高速道路のみか、フェリー利用もありか…。

そして騒いでも眠くなっても、他人の目を気にせずゆっくりできる車の旅が一番と思ったのです。

着いた後も現地で行動できるしね!

運転は旦那と私で交代しながら。深夜に出発し、距離を稼いで、後は様子を見ながら進むことに。

問題は通常通っていた高速の山陽道が事故で閉鎖になったこと。

関東からは一番利用しやすい道ですが、割と事故に出会う確率が多いんです。別の時もやっぱり事故で閉鎖になり、高速を降りたりしてました。


今回は山陽道と並行して山間部を通る中国道に道を変えました。

中国道は山陽道と同じ中国地方を通る道ですが、温暖な瀬戸内海側の山陽道から景色は山の冬景色へと変わります。

高低差もあるので何度か耳に気圧の変化を感じました。

長女が心配でしたが、高速道でベビーシートからは下ろしたくないし、長男次男のどちらかを前に乗せるのも抵抗がある…。

パーキングでは休憩と授乳だけして先を急ぎました。

なにしろ寒い!二人同時に仮眠すると凍えてしまいそうで、必ずどちらかが運転しもう一人は仮眠という形。

そして出発から10数時間後にようやく実家に到着!

でも…

実家に着いた頃には長女は鼻水が出てるなってくらいですが風邪をひいてしまいました。

まあ鼻水だけで、熱もなく咳もなく機嫌もいい。

年末で小児科もお休みだし様子を見ておこうと思いました。

ところが数日後、ふとしたことから長女のある変化に気が付きました。

 

つづく

 

◆今までのお話はこちらから

カプセルトイの誤飲~長男の場合~【我が家の幼児期事件簿①】

あれ、電池はどこ?子供のそばに電池ケースだけが落ちている?!~次男の場合~【我が家の幼児期事件簿②】

誤飲で病院を受診すると…?! ~次男の場合~【我が家の幼児期事件簿③】

 

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作者:きたぷりんさん
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