道路に倒れ込んだまま動けない!私の前を通り過ぎるのは…【私の過呼吸体験談 その3】 by きたぷりん

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私の独身時代に経験した過呼吸について書いています。

まだ読んでない方は↓こちらからお読みください。

突然始まった体の異変…【私の過呼吸体験談 その1】

体の硬直はますます進み…助けを求めに外へ出たら思わぬ事態が待っていた?!【私の過呼吸体験談 その2】

 

前回タクシーに乗車拒否をされた私…。

その時の私の状態は…

腕はキョンシー、息はまだ荒く、顔は不安でぐちゃぐちゃで必死すぎる私に、タクシーの運転手さんはどう思ったか。

厄介な乗客を乗せてしまったと思ったんでしょう。

それくらい私の見かけも酷かったのか…。

私は自分の身体に起こっている恐ろしい何かに怯え、必死の形相だったと思います。

 

降りる時バランスを崩してしまったようで、降りたその場の歩道に倒れ込み、そのまま起き上がることは自力ではできませんでした。

なにしろ腕はピクリとも動きません。

(タクシーの運転手さんが救急車を呼んでくれているかもしれない…)と微かな希望をもっても、すぐくるはずの救急車のサイレンは待っても鳴る事はありませんでした。

 

 

 

今思えば、私何自分の実況やってたんだろう…?って思えます。

無知とは怖いことです。

この時が初めての過呼吸。

今なら、パソコンやスマホでいくらでも検索でき、「こんな症状ならこの病気かも」と自分と同じ症状を探すことができます。

わからない事はすぐ調べられるとてもいい時代になりました。

当時のパソコンはまだ仕事場にあるくらいです。

過呼吸という言葉も知りませんでした。

とにかくわからない事が、どんどん不安を掻き立てます。

身体の硬直が全身に及んだらいったいどこに行きつくのか…。

ここで最悪目を閉じてしまったら二度と起き上がることはできなくなるかも…

一生ベッドの上で過ごすことになるかもしれない。

そんなのは絶対嫌だ。

とにかく生き延びるためには、意識まで持っていかれてはいけない。

顔も動かせず地面と通り過ぎる人の靴だけを視界に入れながら、異様な私はさらに異様にしゃべり続けたのでした。

 

続く

 

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◆前回のお話はこちらから

 

手足のしびれや硬直まで?!大きな過呼吸発作、その先にあるものは…?【「私の過呼吸体験談」の前に…】

体が自分で動かせない?!突然始まった体の異変…【私の過呼吸体験談 その1】

体の硬直はますます進み…助けを求めに外へ出たら思わぬ事態が待っていた?!【私の過呼吸体験談 その2】

 

作者:きたぷりんさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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