初メガネを買う時、子ども達にやらせたこと~遠視性弱視とその治療~【子どもの遠視・弱視・斜視⑦】 by ゆめぞう
◆前回のお話はこちらから
【ママが一番心配だったこと】
けんちゃんこうちゃんには
「遠視性弱視」と「斜視」がありますが
中でも最も心配だったのは「弱視」。
弱視というのはメガネをかけても
視力が出ない状態です。
目の発達が何らかの原因で邪魔されると
視力の成長が止まってしまうそうです。
けんちゃんこうちゃんの弱視の原因は
名前の通り「遠視」です。
【遠視とは】
近視が「近くは見えるが遠くが見えない」なので
遠視は「近くは見えないが遠くは見える」と
思われることも多いのですが
遠視は「近くも遠くもぼやけて見える」です。
視力は正しい景色を見ることで発達していくので
遠視のように見ている景色がぼやけていると
正しく発達できないのだそうです。
その結果、弱視になりやすくなるようです。
子供の視力は0歳では0.1程しかないらしく
3歳で視力がほぼ完成し
10歳までに他の目の機能も完成していくようです。
10歳を過ぎてしまうと治療の効果が出にくくなるので
少しでも早く見つけて治療に取り掛かれば
良くなることが多いようなので
3歳児健診で再検査を勧められたら
早く!眼科に行かれることをオススメします!
【さて、その治療方法ですが…】
手術とかだったらどうしようと
ビクビクしていましたが
基本的には
「メガネをかけ続ける」なんだそうです。
メガネをかけて
脳に正しい景色を見続けさせることで
視力の成長が促されるとのことです。
注意点はとにかくちょっとでも長く
正しい景色を見せておきたいので
「風呂と寝るとき以外は外さない!!」
心配だったのは
小さい子どもが「今日からメガネ」と言われて
「嫌がらずかけていられるかなあ?」ということ。
そんなもんで…
かけるのを嫌がらないように
初メガネはフレームの軽いものから
色や形の好きなものを選ばせました。
2つ目以降のメガネは1万5千円ほどの
安価なものを買っていますが
初のメガネは7万円ほど!
(レンズ代や加工代等全部込み)
高かった〜!!
でも、子供の治療用眼鏡には
ありがたいことに助成制度がありますので
実際に払った金額はこれよりだいぶ安かったです^^
治療を受けた眼医者さんやメガネ屋さんなどで
制度のことを詳しく教えてもらえると思います。
今はお手軽価格の子供用メガネもたくさんあるので
選びやすいです!
どうせ、かけなくてはいけないメガネ、
買い換えるときは結構楽しんで選んでいます。
※次回からは斜視について書きたいと思います。
【続く】
◆今までの記事はこちらから
~子供の遠視と弱視と斜視~
第1話 目がよく見えていなかった?!3歳児健診でわかったことは…
第2話 早産の危険がある時に聞いた『赤ちゃんの目の機能』の話。
第4話 視線が合いにくい子供達。保育園の先生からのアドバイス
第5話 3歳児健診の視力検査で時間がかかる息子たち。その結果は・・?!
第6話 一つじゃなかった診断名!落ち込む母に先生が言った言葉
★フォローしてゆめぞうさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。