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強くなれた、初めての面会【赤ちゃんを授かって⑪】 by りんりんまま

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【赤ちゃんの容態は…?】

すやすや寝ていると思ったら、動いて悪化しないよう薬で眠らされているとのこと…。

そして、先生からは「2・3日が山です。」との言葉。

そんな言葉が出てくると思っておらず、一瞬ひるみました。

でも、2・3日を乗り越えられれば大丈夫。大丈夫、大丈夫と言い聞かせました。

赤ちゃんは、動いて針やチューブが外れないよう、手足はしっかり固定されていて、何がなんだか分からないほどたくさんの線に繋がれていました。痛々しい姿…。

でも、この装置によって赤ちゃんが助けられているんだと思うと、目を背けたくなることはありませんでした。

むしろ、この時代の医療技術に感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

【気持ちが切り替わった、面会後】

赤ちゃんと会えたことで、驚くほど力をもらい、前向きに考えられるようになりました。

「何も出来ないなんてことはない。今の自分にできることをやっていこう。」

そう思いながら過ごしました。

日中に気を張っていても、やっぱり夜にはまた不安や心配でいっぱいに…。

でも、そんな時パパや赤ちゃんのことを思うと「みんな頑張ってる。へこたれてられないな。大丈夫。絶対、3人で暮らすんだ。」という気持ちになれました。

大切な人たちの存在が、こんなに心を強くしてくれるものなんだと再確認できました。

次回、最終回。

わたしの退院後、赤ちゃんの病院へと通い詰めたお話です。

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~今までのお話はこちら~
赤ちゃんを授かってシリーズ

⇒作者:りんりんまま
⇒インスタグラム rin_rin_mama



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