父と娘の関係性の変化【(終)娘の反抗期⑧】 by あぽり
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高校生になった時、
次第に関係性が良くなっていった。
それは、夫も気付いていた。
【子供の柔軟さ】
私達大人は、性格を変えようと思っても
なかなか変えられない。
関係性が良くなったのだとしたら、
娘が、大人になったのだろう。
相手がどう出るか分かってきて、
カチンと来ていた言葉にも
柔軟に対応できるようになり、
先読みも出来るようになる。
そして、狭くて、すぐに傷を受けてしまう弱かった心が、
広く、強く、なっていく。
父親との関係で、
娘は、まだ短い人生経験の中で、
少しずつ人付き合いを学んでいったのだろうと思う。
子供の方が、柔軟なのだ。
大人は柔軟じゃない。
変えるのが難しい…。
変わろうともしない。
子育てをしていると、
私が子供に教えているように見えて、
教わる事がたくさんある。
今まで、どれだけの事を
子供達から教わって来たのだろう。
無我夢中で育てているうちに、
子供はどんどん大きくなっていき、
あんなに一生懸命頑張らなくても、
勝手に大人になっていったんだろうと思う。
だけど、
どうしたらいいか分からなくて、
あの手この手で、一生懸命子育てしていた事も
今は懐かしく、
ふふっと笑いながら思い出しています。
反抗期に悩んでいる皆さんへ。
時が来れば、いつの間にか終わっていて
子供は大人になっていると思います。
思春期は、
まだまだ子供で、未熟で、
相手も、どうしたらいいか分からない状態で
親に向かってきている時期だと思います。
思う存分戦ってください。
きっと今の事を
懐かしく思い出せる時が来ます。
あんなに一生懸命だった
あの頃の自分の事も。
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