えっ?ひきつけで救急車?【息子の異変②】 by 山田あしゅら
ひきつけを起こして一旦は収まったものの
熱は相変わらず高いままの三郎。
私も初めての事態にしばらく心臓バクバク。
それに
ひきつけの正体が何なのか
この時点では分からないのです。
時間は夜の6時過ぎ。
既に診療時間は終わっていましたが
取りあえずかかりつけ小児科のスギウラ先生に
電話をかけてみました。
先生は出掛けない限り大体電話に出て下さいます。
この時も電話口で私の説明を丁寧に聞いてくれたのち
「救急車を呼んで市民病院に行きなさい」とおっしゃいました。
実は数か月前
一郎と二郎が参加している
ビーバースカウト(ボーイスカウトの小さい子版)の集会で
消防署の見学する機会があり
その時署員さんから
こういう話を聞いたばかり。
「救急車で搬送しても病院に着いた頃には
ケロっと治ってすぐに帰されちゃう子がほとんど。」
と、こんなことも聞かせてくれました。
この話を聞いていなければ
おそらく私も即救急車を呼んでいたと思います。
それだけ子どもの初めてのひきつけは衝撃的ですもん。
なるほど
今は痙攣も収まっています。
ただ、先生は私の話を聞いて
痙攣発作の持続時間が不明なことと
顔色が悪いことなどが
気になったようでした。
熱はまだ高いままですし
再び痙攣が始まらないとも限りません。
まぁ、私としては渡りに船。
スギウラ先生のお墨付きをもらった気持ちで
119番に電話することにしました。
スギウラ先生は
「搬送先の市民病院には僕から連絡を入れておくから」
と付け加えてくれました。
ありがたし。
電話を切って
さぁ、お次は救急車初要請であります。
つづく
◆前回のお話はこちらから
熱性けいれんはインパクトマックス【息子の異変①】
⇒作者:山田あしゅらさん
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