母へのコンプレックス。そして1ヶ月健診で....【産後、見事に病んだ話⑥】 by こじめ
こんにちは、こじめです。
前回からは私の心の闇をご紹介してます(いらんわ)。
◆前回のお話はこちらから
極限状態の真っ最中。今それどうでもよくない!?【産後、見事に病んだ話⑤】
産後うつになりかけた切っ掛けの1つとして外せない要素だったと思うので、引き続き書いていこうと思います。
暗いぜ~まだまだ暗いぜ~~!!
【自分とは違う母と兄】
母は結婚前に務めてたスーパーで見初められ見合い話を山ほど持ってこられたとか、犬の散歩中に見知らぬ男性に一目惚れだと告白されたとか、様々な逸話の持ち主。
10個上の兄は高校に入ってからの伸び代が凄く、同じ高校の子によく告白されていたとか、
登下校中に自転車の前に立ちはだかられて「好きです!!」と叫ばれたとか、こちらも色んな逸話を持ってます。
まぁ、2人はとにかく顔がいいのです。
明確に「あ、お母さんとお兄ちゃんと、私は違う」と自覚したのは小学校低学年の頃でした。
はっきりとした目鼻立ちで華やかな顔の2人とは違い、私はTHE・地味顔。
なんか違うな...と思いつつも、
そんな事を考えていました。
今は小さいから、きっと大きくなればお母さんやお兄ちゃんのようになれるんだろうと。
しかし現実は残酷で、ただ成長するだけでは到底2人には追いつけず。
高校に入った頃少し化粧を覚えて、ようやく顔は少し母に近づけましたが...
内向的で卑屈な性格ばかりは直そうと思って直るものでもなく。
大人になるにつれ、逆に母との内面の差を更に実感するようになりました。
言っておくと、私は別に虐げられて育てられた訳では全くありません。
逆に溢れるほどの愛情をもらいながら育ててもらったと思っていますし、随分歳が離れていたお陰で兄にもとても可愛がってもらいました。
私が勝手に2人にコンプレックスを感じていただけなんです。凄く面倒くさくて卑屈な性格をしてるんですよね(笑)。
今では、還暦を超えても綺麗で元気でチャキチャキしている母の事をもはや超人だと思っていますし、高すぎる対人スキルを活かしまくって仕事でめきめき出世を続ける兄の事も尊敬しています。
コンプレックス自体は、私が結婚して実家から離れてからはあまり感じなくなっていきました。
自分には自分の家庭があるのでそちらに一生懸命で、少し距離を置くことで母と自分を比べる機会が極端に減ったからだと思います。
それが妊娠・出産を機に実家に戻り、身近に母がいる生活に戻った事で、再びコンプレックスを刺激され...
更に産後の不安的な精神状態も手伝って、良くない方向へ向かっていっていました。
そして、まだまだ事件は続きます。
【1ヶ月健診にて...】
娘が産まれて1ヶ月。
母乳育児は諦めて完全ミルクに切り替え、何となく飲む量も少しずつ増え、体は小さめですが娘は順調に育っていました。
娘の成長に関してはそこまで心配もせずに受けた1ヵ月健診。
時が止まりました。
続きます。
◆今までのお話はこちらから
~産後、見事に病んだ話~
★待望の子供を出産。夢と希望に満ち溢れていた初日【産後、見事に病んだ話①】
★初めての夜間母子同室。ナースコールをしたけれど・・・【産後、見事に病んだ話②】
★再度のナースコール。やっと来てくれたと思ったら……この人かよ!!【産後、見事に病んだ話③】
★退院後、頭を洗っていると…そこにはホラーな光景が【産後、見事に病んだ話④】
★極限状態の真っ最中。今それどうでもよくない!?【産後、見事に病んだ話⑤】
~離乳食で精神崩壊しかけた話~
★おっぱい拒否!小食な娘の離乳食をスタートさせたら…【離乳食で精神崩壊しかけた話①】
★料理が苦手なママが離乳食を始めたら…【離乳食で精神崩壊しかけた話②】
★私を救った保健師さんの言葉【離乳食で精神崩壊しかけた話③】
★苦痛だった離乳食作りがもの凄く楽になった理由【離乳食で精神崩壊しかけた話④】
作者:こじめさん
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