突然ですが皆さんはパニック障害という病気をご存知ですか？
最近はテレビ等でも取り上げられたりして、少しずつ「知ってる！」という方が増えてきたような気がします。
私は20歳の頃、パニック障害になりました。
自分の病気のことを書くことについては、少し迷ったのですが、同じ病気の方、周りにパニック障害の方がいるという方、もしかして私ってパニック障害かな…？と思われている方にとって、少しでも参考になればと思い、書いてみようと決意しました。
これは、パニック障害になった20歳から現在までのお話です。
【きっかけ】
冒頭でも書きましたが、私は20歳の頃にパニック障害と診断されました。
「これだ！」というきっかけは、ハッキリとは分からないのですが、その時ちょうど就職活動をしていて、将来のことについてとても悩んでいました。
そんな時、私の身体にある異変が起こるのです。
夜中0時をまわった頃でした。
謎の動悸と手足の震え。目が回るような感覚。自分の手足が自分のものではないような感覚。あれ？私、死んじゃう？
おかしい。怖い！！！
すぐに父親の車で救急外来へ行きました。
その日は心電図をとりました。しかし異常はなく、帰宅することに…。その頃には謎の発作も治まっていました。
【後日…】
あらためて、心臓の検査をしに総合病院の循環器科へ。
血液検査、超音波、レントゲンに、ホルター心電図検査（日常生活の心電図を記録するために､ 24時間かけて心電図をはかる）…
検査結果は…
貧血はあるものの、それ以外は異常なし。
しばらく貧血の薬で様子を見ることになりました。
ですが、その間も謎の発作は起きるし、私は不安でいっぱいでした。
結果…薬を飲んでいてもよくならず…再度病院へ。
そこで告げられたのは「パニック障害」でした。
【なに、それ。】
え、何それ。というのが感想。
その時は先生の説明もあんまり頭に入らず、帰宅してからネットで調べまくりました。
すると、症状がまあ当てはまること…！！
そうか。私はパニック障害という病気だったんだ。
病名は分かった。でもこれからどう向き合っていけばいいんだろう…？
とりあえず…
就活は断念せざるを得ませんでした。
就職して自立するはずが…短大卒業後は…
思いがけずニートに。
次回に続きます！
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