息子が道路で突然走り出し…?!【我が家の自閉症長男、危機一髪。②】 by よいこ
我が家の長男「あー」は自閉症スペクトラムです。
幼年期は親が「育てづらい」と感じ、
大人になったら本人が「生きづらい」と感じることの多い発達障害。
そんな自閉症スペクトラムに多い、「視覚優位」という特性があるのですが、これに
あーはドンピシャで当てはまったのでした。
視覚優位とは、その名の通り
聴覚(耳からの情報を処理する能力)よりも
視覚(目からの情報を処理する能力)の方が優れているという特性のこと。
目から情報を入れられる状態ならばいいのですが、
そうもいかない状況も、
何があるかわからない子育て中は多々あるわけで。。。
【突然走り出した息子達】
赤ちゃん抱っこで、身動き取れない状況で、
一生懸命走ったけど、やっぱりそう早くは走れなくて、
歯がゆかった…!
発達障害児の子育てで何が大変か。
「普通の子育てだって思い通りにはいかないよ?」
と思う方もいるかもしれませんが、
大変な理由として最も大きなところで言うと、
「常に我が子が命を落とすのではないかという危機感を持ち続ける必要がある」
というところでしょうか。
端的に言うと、「目を離すと割と簡単に死ぬ」ということです。
どこへ行くか、何をしでかすかわからない…。
いつもいつも手を繋いであげられればいいんでしょうが、
そうもいかず。
いつも緊張感でヒリヒリしていました。
特に我が子は衝動性が強く、
さらに底知れぬ体力を秘めているタイプゆえに
7歳の今でもイマイチ信用しきれない部分があります。
特に幼稚園の頃は本当に危なくて…。
家中の窓という窓をロックして、
窓の近くに台になりそうなものは
置かないようにしていました。
特に、外で友達とはしゃいで
スイッチが入ってしまうと全く聞く耳を持ってくれない
(元々聞かないのに、さらに)あーです。
小さい子なら、誰しもそういうところがあるよ
とは思いもするのですが、
最後の最後、
こちらが力の限りの大声をあげても、
信号が赤くても、(というか見ていないのかも知れないんだけど)
本当の本当に命が危なくても、
他の子は止まれても、
その小さい体に有り余る強大な衝動性、
そして耳からの情報を処理する能力が極端に弱いうちの子は止まれなかった…。
赤ちゃんは最悪エルゴのインサートの柔らかさに守ってもらって、(ごめん)
あとはもうどうにでもなれ!!!!
と母、命がけでラストスパートかけました(#ジョイナー走法)(#若い人知らない)。
そしてドラマのように
トラックが眼前まで迫り来た光景は
未だに目に焼き付いて離れません。
親子もろともこれにて終了か…。
それとも、ぼろぼろになりながらも生きながらえるのか!?
続きはまた今度!
(終了してたらこれ描いてないな…。)
(#わかりきった次回)
(#でも読んでね)
◆今までのお話はこちらから
~我が家の自閉症長男あーくん、危機一髪。~
【第二子帝王切開出産物語。】
★第1話 第二子妊娠!私が心に決めていたこと
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★第3話 妊娠中に脳貧血で失神!元気な妊婦は元気な人じゃないと大声で言いたい!
★第4話 4歳差で第2子妊娠!切迫気味でも走り回る上の子を追いかけて…
★第7話 なかなか言えなかった上の子への妊娠報告
★第9話 気持ちの変化の表れ?!上の子がよく描くようになった絵
★第10話 近所の病院で驚きの事実を知ることに!
★第11話 夜間の出血!上の子がいるから病院に行くか迷った結果…
★第12話 爆弾3歳児を連れての夜間救急はヒヤヒヤで…
★第13話 妊娠後期、突然の出血原因は…放置していた『アレ』のせいだった!
★第14話 病院で人目もはばからず家族そろって大号泣!そのワケは?!
★第15話 2回目の帝王切開は時間が長くて…ついに麻酔がきれた!?
作者:よいこさん
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