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5分間隔の陣痛中、部屋から出され向かった先は・・【40歳初産 痛みと30時間戦った先に。。②】 by たろ

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そして、来た道を戻り…

通常なら往復5分くらいのところ、30分ほどかけて入院手続きを終え、6階の陣痛室へ戻りました。

 

【ひたすら陣痛に耐え続け…】

それからは陣痛室でただひたすら出産のタイミングを待つだけです。

この時、18時。

「少しでも動こう」という気力はもうなく、お腹に付けられた胎児心拍数測定装置から響く赤ちゃんの心音を聞きながらベッドに横たわるしかできませんでした。

そうこうしているうちに消灯時間の21時。

陣痛間隔が一向に縮まる気配の感じられないまま、部屋が暗くなったせいか孤独感ばかりが増し、時が過ぎていきます。

昨夜から一睡もしていないことで眠気もピーク。

でも、定期的にくる陣痛で眠ることもできず…

できる事といえば喉を潤すくらい。

2本しかない500mlのペットボトル飲料をチビチビと飲んでわずかでも気を紛らわそうとしていたところー

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準備の時点では完璧って思ってたんですけどね、、、。

あまりの間抜けっぷりに飲料を飲む気力までも失われたまま、刻々と時がすぎ早朝4時。

 

全く縮まらない陣痛間隔に助産師さんも心配になってきたのか、この頃から定期的に様子を見にきてくれるように。

そのたびに助産師さんと話をする事でそれまでの途方もない孤独感から解放されて、少し元気が出てきました。

助産師さんが言うには、初産の場合、陣痛間隔が5分になってから出産を終えるまでの平均時間は15時間だそうです。私の場合、前駆陣痛から5分間隔になったので、入院した前日16時をスタートと考えると7時くらいには産まれるかもしれないという事です。

あと3時間!

頑張れる!!自分、頑張れるぞ!!!

とひたすら自らに言い聞かせ、終わりが見えない戦いに希望が見えてきたところー

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晴天の霹靂。。

陣痛に耐える時間が長すぎると母体も胎児も体力がなくなり、陣痛間隔が広がることはよくあることだそうで…

助産師さんからは「陣痛間隔が広いうちに休んで体力を回復してね」なんて言われましたが

もうそんな余裕なーーーーーい!!

こっちはあと3時間て思っちゃってるんです!

休んでなんかいられないっっ

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次回こそ、産みます!

 

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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