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子供がこっそり増やしすぎたゲーム機、夫が決めた悲しい判断【ゲームを与える時期⑨】by 林山キネマ

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【今までゲームを処分しないでいた理由…】

 

それは、私が処分することに反対していたからです。

子供のおもちゃは子供の財産の一部で、とても大事なものだと思っていました。

約束が守れないのは良くないんですが、だからと言って破壊したり処分するのはあまりにも悲しいと。

 

 

以前にこちらも書きましたが、私の母は私の私物を勝手に捨ててしまう人でした。

大人になっても郵便物を勝手に開けるのは日常茶飯事で、時には郵送された必要な書類やチケットを捨ててしまうこともありました。

(※一人暮らしも計画しましたが許されませんでした。世の中には親と縁を切って家を出る人もいるのでしょうが、20代前半の私に決断は難しく、別の方法を模索していました)

 

親が子供を管理する必要はあっても、子供の持ち物を「捨てていい」のかは、また別の問題。

旦那にはそのことを必死でアピールしました…。

 

ですが、もう限界でした。

どんなに頑張ってもイタチごっこ。どんどんやることが悪質になっただけで、ここまで来たのです。

 

 

旦那は息子に「もう売るから!」と許可をとり、中古屋に売りに行きました。

 

 

買取りの担当の店員にいくつか質問をされたそうです。

防犯のためにも聞く決まりなのでしょう。そりゃそうですよね。数も多すぎですし、同じものが複数あるのですから。

 

 

店員さん、あっさり理解して買取りのための査定を始めてくれたそうです。

数が数だったのですごく時間がかかりました。

 

◆育児に正解が無いように、ゲームの与え方ひとつにも?

 

「ゲームを売らないで、なんとか今後楽しむための活路を探してあげたかった」という私のわがままは、これで終わりました。

怒ったり悲しんだり、私にはつらいことばかりでした。

理想だけでは、子供の心って動かせないのでしょうか?

 

中学の成績が下がった結果、息子たちはそれぞれ行きたい高校のランクを下げました。

しかし、息子立つ二人とも高校生活は楽しそうで、気に入った授業内容の学校だったため通学はとても楽しそうでした。

そして今「ゲーム楽しかった?」と聞くと、「楽しかった」「友達とゲームやれてよかった」って答えるのです。

私のしたことはどこまでが正解で、どこまでが失敗だったのでしょうか。どこまで必要があったのでしょうか。

 

ゲームの与え方シリーズは、次回で完結です。ゲームを売ったその後、どうなったかというと…それについて書きます

 

☆次回に続きます!

~第1回はこちらから~

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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