見たことのないスマホの出どころは?懲りない高校生の息子の不安な進路【スマホと迷走した進路⑦】 by 林山キネマ

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【驚きの工作!第二段ですよ!!】

 

2台のスマホを目の前でブチ割ってしまったならすべて解決したのでしょうか?

ゲーム機と違って難しいのは、スマホは日常に必要な道具になっていて、高校の先生も「スマホをみんな持っている」ことを前提に、教育や指導・行事をすすめていくことが多いのです。

後先考えず厳しくするのもどうかと思い、加減して使用禁止にしたり緩めたり、必要なときは渡していました。

 

さて次男が自分で買ったスマホですが…

そのスマホには前のスマホの透明なケースはつかえず、透明じゃない白い樹脂製のシンプルなカバーがついていました。

それを毎日見える場所に置き、日に2回のメールやラインのチェックタイム(15分~30分程度)なら見ていい、ということに落ち着いていたんです。

 

 

なんじゃこりゃ!

これがその時のケースの工作です。

 

 

情けないですが、怒りながらちょっと笑ってしまいました。

でも怒るときは怒らないと…

 

とにかく人との約束が守れないタイプの相手に

 

もともと、人との約束をあまり守れないタイプの子でした。

例えば提出期限が守れない。毎日の手伝いの決められていることをすぐ忘れる、とっさの小さな嘘をつく…嘘を重ねる。

当時の次男は高校2年だというのに自分の将来をきちんと考えているように思えず、このままで大丈夫なのか、親としてとても不安に感じる時がありました。

長男は同じ年齢のときにはバイトをして、自主的にバイトのシフトを家族に伝え、バイト代で新しい機種のケータイを買って使用料も自分で払うようになりました。

一方、次男はスマホ依存を叱られても治せず朝寝坊。人の金を頼ってこれから大学に行くというのに、こんな状態で良いのかな?って。

 

『兄弟を比べてはいけない』と思いつつも、あまりにも差がありすぎるのです。

 

 

たびたび夜更かしをしているところを見つかり叱られる次男。

夜中の2時や3時に、ということもよくありました。

時にはベッドのなかで私の昔使っていた小型のノートパソコンを使いネットや動画を見たり、ネットがダメなら本棚にあった私の漫画や小説をこっそり持ち出して読んいたのです。

 

自分で大学に行くと決めたのに、勉強をしたくない。

普通に勉強したらちゃんと成績が上がるのに、それを維持したくない。

 

 

甘やかすつもりなんてないのに、甘ったれすぎる!

生活も金銭面も世話をしている親をだましてどういうつもりなのか?

 

次男が怠惰に遊んでいる時間は、タダ〈無償〉ではありません。

親の努力や苦労や労働のうえに成り立っています。

「そんなにYouTubeが好きなら、応援しているユーチューバーさんにお金を出してもらえるようにしたらどうよ!勉強するはずの時間を使ってアクセスして、散々支援してきたのだから!!」

私は息子に対して出来るわけもない例を出して、めちゃくちゃに叱り飛ばしました。

本当はこんなの、絶対にいい叱り方ではないです。でもどう叱ったり注意をしたら、彼の心に響くのか、もう分からなくなっていたのです。

 

次回は大学の費用や、進学させようと思った動機など詳しく書いていきます。

 

☆次回に続きます!

 

~第1話はこちらから~

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