出産前に知っておこう!帝王切開の基礎知識【すくすく妊娠講座】
●帝王切開とは?
帝王切開とは、自然分娩ではママまたは胎児の生命のリスクが高いと判断された場合に、妊婦のお腹と子宮を切開して赤ちゃんを出産する方法です。
●予定帝王切開とは?
赤ちゃんの様子や大きさ、お母さんの健康状態などから診断し、陣痛が起きる前に計画的に行う手術を「予定帝王切開」といいます。
通常は妊娠36~37週の検診結果で経膣分娩では危険があると判断された場合は帝王切開が選択され、妊娠38週ごろに手術がなされます。
Click here to preview your posts with PRO themes ››
●緊急帝王切開とは?
お産の途中で何か問題が発生し、母子が危険と判断されたときに行う手術を「緊急帝王切開」といいます。出産中や出産直前に手術が決まり、ママやご家族の方に同意を得た後に行なわれます。
●帝王切開にかかる時間
帝王切開の手術にかかる時間は普通1時間程度、長い場合でもだいたい2時間程度です。
■関連記事:妻の帝王切開前夜、タオルを詰めたベビー服を抱いて大泣き!?
●増える帝王切開
帝王切開の理由としては、「逆子」「多胎妊娠(双子など)」や「児頭骨盤不均衡」などが多くあげられます。
日本で「帝王切開」で産まれた赤ちゃんは約19%と推定されています(2008年データ)。赤ちゃんの5~6人に1人が帝王切開により産まれたことになります。
帝王切開での出産率は年々増加していますが、安全重視の考え方、医療の進歩が大きな要因です。
Click here to preview your posts with PRO themes ››
●帝王切開にかかる費用
経腟分娩と違い帝王切開には健康保険が適用されますが、条件により費用は大きく変わってきます。
・予定帝王切開or緊急帝王切開
・施設(病院の種類)や地域
・病室の種類(大部屋or個室)
・入院日数
帝王切開は産んだ後の入院期間が経腟分娩と比較して長くなるケースが多く、健康保険が適用されても、結果として全体の自己負担の金額は経腟分娩と同等または高くなる場合があります。
ただ、高額医療費の対象となれば、戻ってくる金額も多くなります。
■関連記事:子供を産むのにどの位お金がかかるの?知っておこう出産費用
■関連記事:妻の出産を人体実験気分で観察?!理系夫には感動も感謝もなくて…
●帝王切開後の自然分娩(ブイバック)
帝王切開で子供を産んだあとに、次の子供を自然分娩で生むことを「ブイバッグ」といいます。
「ブイバッグ」はリスクが高いといわれおり、行わない方針の病産院もあります。
Click here to preview your posts with PRO themes ››
●先輩ママの帝王切開エピソード
帝王切開を決断した時。投稿者:えりか
自然分娩でどうしても産みたかった私。。
そんな時に帝王切開が決断できた旦那さんのひとこと。。
どんな形で産んだとしても、赤ちゃんもママも頑張って産むことには変わらない。
支えてやるって言いながら、変わってやれんでごめんな。
この一言で頑張っているのはパパも一緒なんだと思うことができました。
妊娠ってママだけでは乗り越えられないと思った瞬間でした。
陣痛の気配がなく帝王切開に切り替え。 名無しさん
予定日を1日過ぎた時に陣痛らしき痛みを感じて病院へ。
その時に赤ちゃんの心拍が下がったようで管理入院となりました。
その後胎児は順調でしたがまったく陣痛の気配がなく、
促進剤5回バルーン3回等やったけれど子宮口が7cmのまま開かず、予定帝王切開に切り替える事に。その準備中に激しい痛みと胎児の心拍低下で緊急帝王切開でした。
入院中だった為すぐに取り出してもらえ、母子ともに健康でしたが、
胎盤剥離の状態だったので時間がかかっていたら危なかったとの説明でした。
またへその緒が2重に首に巻き付いており、初期の心拍低下の原因かもとの事でした。
出産ってやっぱり命がけなんだと実感しました。陣痛とは違う、収まらない鋭い痛みや出血を感じたらすぐに病院に連絡して判断を仰いだ方ががいいと思います。
関連掲示板「帝王切開後ですが、たまに痛いです。」
帝王切開で生んだのですが(9カ月です)
たまにお腹が痛みます。。。
こんなものなのでしょうか???
●参考になるサイト
帝王切開ナビ
帝王切開のことが全てわかる!
帝王切開とは?傷跡の痛みはいつまで続く?リスクや費用、入院期間などまとめ
|陣痛|破水|おしるし|自然分娩|無痛分娩|帝王切開|出産費用|出産準備品|出産・分娩TOP|
⇒すくすく講座講座妊娠編へ
★フォローしてすくパラ事務局さんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。