なにこれ…ものすごいショックを受けた治療法【私の過呼吸体験談 その5】 by きたぷりん

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私の独身時代に経験した過呼吸について書いています。

初めて読む方はよろしければ↓こちらからお読みください。

突然始まった体の異変…【私の過呼吸体験談 その1】

体の硬直はますます進み…助けを求めに外へ出たら思わぬ事態が待っていた?!【私の過呼吸体験談 その2】

道路に倒れ込んだまま動けない!私の前を通り過ぎるのは…【私の過呼吸体験談 その3】

動けない私についに救いの手が…!【私の過呼吸体験談 その4】

 

【処置室での衝撃】

 

救急車に乗せられてからは、とんとんと進んでいきました。

あっという間に病院へ着き、処置室へ。

ちょっと部屋が薄暗く簡単な施設なのが気にかかりましたが、

これからきっと点滴をし(腕は硬直してるからどこにするかはわかりませんが)、酸素マスクが装着され、身体にいろいろな装置?が装着され、集中治療室的な場所では看護師さんも待っているんだ!

(私の視界が狭いせいもあるかもしれませんが、帰るまでこの先生しか見かけませんでした…。)

そんな心待ちにする私に、先生はなにやらゴソゴソ取り出し…

 

 

私の口の前に置かれたものは紙袋でした。

普通の紙袋を書きましたが、ちゃんとした形状はよく覚えてません…。

密着して付けるわけでなく、ただ置かれた状態でした。

 

そして、先生は一言声をかけて、また視界から消えてしまうのです。

 

 

倒れながらブツブツ自分の実況をしていたせいか、すでにかなり頭は冷静になっていました。

吐いた息を吸う…とにかく自分の呼吸をこんなに気にしたのは初めてで、その単純な作業に私はものすごいショックを受けていました。

ショックというか、肩を落とすというか(肩はあがったままですが…)

 

あんなに恐怖心を募らせたのにこれ…。

タクシーにまで乗車拒否されたのにこれ…。

脳まで硬直したら…とまで思っていたのにこれ…。

 

必死に生きようと頑張っていた私を救うのは、

どこでも手に入りそうな紙袋…!


【治療の効果】

気が付くと腕は硬直したまま、肩が動くようになり、片手がゆっくりと落ちていきます。

そして次は、もう片方…次は片方の手首…と、

それはもうじんわりじんわりと…またもや私の意志とは関係なく。

点滴を付ける事も、酸素マスクや様々な計器を装着することもないまま、最初に感じた体調の悪ささえどこかにいってしまい、私の身体はすっかり元通りに戻っていました。

 

【私の症状は・・】

 

タイトルにもあるように過呼吸でした。

体調が悪かったり不安、ストレス等で呼吸が荒くなり、血液中の二酸化炭素が減ることで息苦しさや手足のしびれ等いろいろな症状が起こります。

また血液中のカルシウム濃度に異常が生じると私のように手や腕に変化が現れるようです。

 

◆ペーパーバック法

 

当時私の過呼吸の治療に使われたのは、「ペーパーバック法」と呼ばれる袋を口にあて、自分の吐いた息を吸い込み、血液中の二酸化炭素の割合を戻す方法です。

ただ、二酸化炭素が過剰に増えすぎ、反対に酸素が欠乏してしまう恐れがあるので現在は推奨されていません。

現在は意識的に呼吸を止めたり、呼吸を遅くする方法がとられています。

 

今回あくまで私の体験談によるものなので、症状や病院の対処などいろいろだと思います。一例として読んでいただけると幸いです。

 

さて、次回この続きを書きながら私が思う事など書いていこうと思います…。

 

「私の過呼吸体験談」その6へ続く

 

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◆今までのお話はこちらから

 

手足のしびれや硬直まで?!大きな過呼吸発作、その先にあるものは…?【「私の過呼吸体験談」の前に…】

体が自分で動かせない?!突然始まった体の異変…【私の過呼吸体験談 その1】

体の硬直はますます進み…助けを求めに外へ出たら思わぬ事態が待っていた?!【私の過呼吸体験談 その2】

道路に倒れ込んだまま動けない!私の前を通り過ぎるのは…【私の過呼吸体験談 その3】

動けない私についに救いの手が…!【私の過呼吸体験談 その4】

 


 

作者:きたぷりんさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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