娘がじーちゃんだけに言う言葉【言霊②】 by あぽり
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自分にとって、都合が悪い事が起きたり、
言う事を聞いてくれなかったりすると
「死んじゃえ!」という言葉を口にするようになりました。
ちょっと、
どこで覚えたの!?
(※教えなくても覚えるんです)
当然私は思い切り叱りました。
何度叱っても、娘はまた同じ事を繰り返す。
【父と母の言い分】
どうしたものかと考えている私に、
父と母は、私が怒り過ぎだと言う。
まだ小さいのだから、
悪い言葉も使ってみたいし、
そういう時期はある。
頭ごなしに叱るものじゃない、
という言い分。
父も、気にしていないから
叱るなと私に言ってきました。
だけど私は知っている。
可愛い孫から
「死んじゃえ!」と言われた時の父の顔。
とても悲しい顔をしていた。
気にしてないと言うけれど、
胸は痛む事でしょう。
そして、こんな言葉を使う事を
黙認していても
いけないと思いました。
【使い分け】
父や母が言う、
「小さい子が言っているのだから」という事。
本当にそうだろうか。
娘はきっちりと使い分けていました。
私や夫や、他の人に対しては
一度も言った事がないのだ。
父にだけ言う。
それはきっと、父は叱らないから。
そして、笑っているから。
この人になら何を言っても平気というのを
肌で感じているのではないか。
(それは、何をやっても平気、という事にも
繋がる気がします)
言葉の意味を完全には理解していなくても、
悪い言葉だと分かっているから
私には言ってこないのではないか。
3歳というと、言葉が日本語らしく
なってきた時期で、
確かにあまり深く考えないで発する事が多い。
でも、私が思うよりも
3歳は、もっとずるくて、賢いのではないかと思いました。
無駄かもしれないけれど、
娘に話をしてみようと思いました。
ソファの上で、
「面白い話を聞かせてあげるから、
お母さんの隣に来ない?」と誘うと、
喜んでやってきました♪
だけど私が今から話す話は、
娘が期待するような面白い話では
ありません。
怖い話です(笑)
そんな事は知らずに、
ワクワクした目で私の隣に座りました。
つづく。
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