自分の中の黒い部分を夫に初めてカミングアウト【産後、見事に病んだ話⑪】 by こじめ
こんにちは、こじめです。
聞いてください!6月も半ばを過ぎた頃、ようやく娘が泣かずに幼稚園に行けるようになったんです…!
涙にまみれた2ヶ月間…長かった…。
さて前回は、過呼吸中に実母からのオーバーキル攻撃を受けたところまでお送りしました。
【実母から話を聞き、夫は…】
この日はちょうど、夫が仕事終わりに私の実家に来る日でした。
夫が到着すると、いつもある私の出迎えがないので不思議に思ったそうです。
そして私の代わりに私の母が夫を出迎え、先程あった事を夫に話したらしいのですが
私のメンタルが弱々で、特に妊娠してからはそれに磨きがかかっている事は夫も知っていましたが、過呼吸を起こしたと聞いてさすがに驚いたそうです。
この時点では母も何故私があんな状態に陥ったのかを知らないので、何でか分からないんだけど~と説明されたそう。
【自己嫌悪】
その頃私はというと…
自己嫌悪で押し潰されそうになっていました。
こんなに妊娠前も出産前後もお世話になってるのに、それを棚に上げてなんて酷いことを思ってしまったんだろうって。
ぐるぐるぐるぐるそんな事を考え続け、
ふと、娘がどうしているのか気になりました。
その時階段を上ってくる音がして、
夫が私の部屋に入ってきました。
【初めて夫に胸の内を明かした】
私は今まで怖くて話せなかった、自分の中の黒い部分の話を夫に打ち明ける事にしました。
全然うまく子育て出来なくて、母親としての自信を失っている事。
心身共にボロボロで、女としての自信も失っている事。
母から説教気味にアドバイスされる事がとても辛いという事。
里帰りさせてもらっている身で、今までも色々お世話になってる身でそんな事を思ってしまう自分が大嫌いだという事。
時には泣きながら、時には再び過呼吸になりかけながら、ゆっくり話をしました。
そして話を聞き終わった夫は、
どうしたいの?と聞かれて、私はすぐに答えられませんでした。
考えようと思っても、頭の中に思い浮かべた瞬間に考えがバラバラになるというか、とにかく考え続ける事が出来ないんです。
そして母に話した方が良いと言われ、体が強ばります。
まだ寒いこの時期に、赤ちゃんの娘を連れてあの隙間しかない借家に戻る事が得策とは思えませんでしたし、それ以上に母との関係を以前のように良好にしていきたいという思いもありました。
やっぱり母の事は大好きなので。
そして私は、今の自分の思いを母に話してみることにしたのです。
次回、初めてのカミングアウト!
◆今までのお話はこちらから
~産後、見事に病んだ話~
★第2話 初めての夜間母子同室。ナースコールをしたけれど・・・
★第3話 再度のナースコール。やっと来てくれたと思ったら……この人かよ!!
★第7話 心臓に穴!?娘の1ヶ月健診にて···
★第8話 私の里帰りが長かった理由
★第9話 無理と言われ……とうとう大爆発
★第10話 最悪な状況の私に母の言葉が追い打ちをかける?!
~離乳食で精神崩壊しかけた話~
★第1話 おっぱい拒否!小食な娘の離乳食をスタートさせたら…
★第2話 料理が苦手なママが離乳食を始めたら…
★第3話 私を救った保健師さんの言葉
作者:こじめさん
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