好きな人にバレないようこっそり病院へ!そこで出会った意外な人とは?!~父さん母さん先生ありがとう~【おしりの事情②】 by まゆん
しかし、医師から
『まゆんさん?緊張するのはわかるけど、もうちょっと力を抜いてくれないと診察できないよー笑笑』と言われた。
そう、私は極度の緊張でめっちゃくちゃ歯を食いしばっており、おしり全体の筋肉と穴も締まりすぎて肛門鏡という器具を挿入できなかった。
私は日頃からスポーツをしており筋肉の発達が著しく、締める力も今の100倍はあったと思う。
看護師さんからも『まゆんちゃん??リラックスしよー、口を開けて、口から息を吐いて〜〜〜』
その隙に肛門鏡が挿入された。
うわお!!何何!?息を口からはああああって吐くだけで力抜けるの!?すごくない!?っていうこの感動と経験は、後に看護師になった私に活かされることになる。
内診はあっという間に終了。
『うん、酷くはないよ、もっとすごいことになってるのかと思ったよー、全然大丈夫!』
すごいことってどういうこと?って思ったが、先生の『大丈夫』に私は安心した。
再び待合室に私は戻った…その時
私は見つけた、学校の部活動の顧問を……。
先生は20代前半の男性教師、若い私たちから少しからかわれながらも人気ものだった。
その先生が、待合室に……
私は恥じらいよりも嬉しさが勝って先生に近づいた。
『俺のは痔ろうっていってな、おしりの穴とは違う所に穴が開く病気、めちゃくちゃ痛いんだぞ』
『どゆこと?なんで穴が開くの?』
『まあ、元々弱ってたのかもしれんけど、お酒呑みすぎて緩い便した後に急に痛くなって、診察来たらそう言われた……俺、手術だからしばらく学校休むな、まゆん、みんなに言うなよって言っても言うやろうな笑』
『っえー!穴がおしりの穴以外にもうひとつとか想像つかんけど痛そう! 大丈夫です、先生。頑張って言わないようにはしますけど、多分ポロッと出てしまいます、私のいぼ痔みたいに』
『まゆん…上手いけど、女子高校生はもっと恥らいを持ってるイメージだけど……ところで……
『んー…恋か…、まゆん、あのな
まゆん、痩せなくても充分魅力的やぞ??』
『痩せんでもまゆんの内面的な魅力を見抜けるような人やと思うぞ?まゆんが好きな人やろ?
『そしたら今から諸々検査してくるから、お大事にな!まゆん!』
そして先生は検査のため奥の部屋へ消えていった……。
この時の先生の言葉からありのままの自分で勝負しようという気持ちをもらった。
いぼ痔にならなければ先生にこの言葉はもらえなかったし、こんな気持ちにもなれなかった。
いぼ痔になって良かったこともあるんだと思った16歳のある日の話……。
その後私は無理なダイエットは一切やめ排便もスムーズになり、一時いぼ痔さん(彼女)とは会うことはありませんでした。
つづく
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。