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兄弟間の差を感じていた旦那が、2児の父になり思うこと【第二子が産まれて42】 by ぴなぱ

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うちの旦那は2人姉弟でお姉さんがいるんですが、幼少期はそのお姉さんと比べられていい思い出がないというようなことをしょっちゅう言っていました。

確かにお姉さんは大人になった現在でも立派な専門職に就いていて、頭も良いし努力もできる人なんだとわかるし、頭だけじゃなく人柄も申し分なく、子ども時代を知らない私から見てもずっと自慢の娘だったんだろうなと思います。

ですがいくら姉が優秀だからと言って、義両親は「馬鹿だったから」という理由で弟である旦那を冷遇する人たちには見えず、むしろ今の義両親を見る限りすごく子どもに愛情をかけて育てるタイプに思えるので、旦那がなぜそう感じるようになったのか正直わかりませんでした。

 

そんな旦那なので、私が2人目を妊娠してからはしつこいくらいに「1人目と差をつけたくない」「同じように手をかけたい」というようなことを言っていました。そう思うのは悪いことではないけど、旦那の場合自分とこれから生まれてくる第二子を重ねているような気がして、自分の抱えていた不満の反動で上の子に必要以上に厳しくなったりしないか少し心配をしていました。



しかしいざ次女まめちゃんが産まれ、そのまめちゃんも10ヶ月になり『その子らしさ』というものが出てきた最近。

上記の漫画のようなことを旦那が言うようになりました。

 

長女こまちゃんは初めての子という部分を差し引いても赤ちゃん時代からなんとなく頼りなく、こっちが提示してあげないと目の前のおもちゃで遊ぶことすらできないような子でしたが、それに比べて次女まめちゃんはとにかく自由。いろんなことに興味津々で積極的です。

まだ赤ちゃんなのでこれから変わってくるかもしれませんが、このままの性格だとしたらこまちゃんのときほど世話は焼かず、ある程度好きにやらせた方がのびのび育つんじゃないかという気がします。

 

旦那もそう感じているようで、それぞれに合わせた対応をしようとしているようで安心しました。

 

旦那の幼少期が実際はどうだったのか私にはわかりませんし、確かに兄弟間での明らかな差別をする親も世の中にはいますが、もしかしたら義両親も今の私たちと同じように感じ旦那とお姉さんでそれぞれに合うと思った育て方をしたのかもしれません。

本人が良く思っていなかったならそれが正しかったとは言えないのかもしれないけど、それでもそれぞれの子のことを思っていたことだけは確かだと思います。

旦那自身が言っているように「でもどっちもかわいい」と、義両親も思っていたんじゃないかなと。

 

真実はどうであれそう思った方が気持ちも楽になるし、自分が2人の子を育てていく中で旦那もそうやって過去のことを昇華していけたらいいなと思います。

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◆今までのお話はこちらから

 

~第二子が産まれて~

第一話 次女出産で解決した3年越しの疑問

第二話 2人目はデジャヴだらけ!そっくり姉妹の共通点は…

 

第三十五話 声が小さかった長女。大声を出せる次女にすでに負けそう…

第三十六話 掴まり立ちをしたい次女。長女と比べるとそこまでの経緯が…?

第三十七話 上の子優先は下の子の冷遇?!「上の子優先」ということの難しさ・前編

第三十八話 2人育児の新提案!上も下も対等になる接し方「上の子優先」ということの難しさ・後編

第三十九話 長女が受け損ねた9・10ヶ月健診。2人目にして初めてのことに動揺

第四十話 健診の問診票で感じた「2人の余裕」ってやつ

第四十一話 お下がりだけじゃ賄えない。2人目育児で必要だったもの【第二子が産まれて41】

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作者:ぴなぱさん
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