上の子優先は下の子の冷遇?!「上の子優先」ということの難しさ・前編【第二子が産まれて37】 by ぴなぱ

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2人目出産にあたりよく聞いた「赤ちゃんの方は少しくらい泣いても大丈夫。何もわからない・覚えていない赤ちゃんよりも、上の子のケアを優先してあげて」という意味のこと。

当初はもっともな話だと思ったし、「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」というよりずっといいと思いました。

ただでさえ赤ちゃんの方がやってあげなきゃいけないことが多いんだから、上の子が手を貸してほしいと思ったらその時くらいそっちを優先するのは真っ当な理屈に思えたし、共感していました。


【2人育児が始まると…】

でもいざ姉妹の育児が始まって気付いたのは、「お姉ちゃんなんだから云々」というのも決して下を優先しているからというだけで出てくる言葉ではないのかもしれない…ということ。いや、実際にそう言ったことはないんですが。

もちろん下の子がずっと泣いてたら可愛そうだしなんとかしてあげたくなるけど、そのこと自体よりも「なんでお姉ちゃんはこんなに泣いてる妹に無関心で自分のことばかり要求するの?」という上の子に対する苛立ちや、少し悲しい気持ち、「このままじゃ自分勝手になるんじゃないか…」という不安が大きいような気がするんです。

確かに赤ちゃんは多少泣かせておいてもそれを覚えてはいないでしょう。でも、上の子がそれを繰り返すことで「赤ちゃんは放っといていい。お母さんは赤ちゃんより私が好きなんだもん。私が優先されるに決まってる!」と思ってしまったら、それはなんか嫌だなと。

もちろん逆も嫌ですが。どっちも大事で、比べるものでも優劣をつけるものでもないということを、ちゃんとわかっていてほしいと思いました。

 

【上の子優先というモヤモヤ】

子どもだから自分自分になるのはわかる。ましてや母親相手なんだから益々そうなっても仕方ないとも思う。

でも、妹とはいえ自分以外の人間をないがしろにしていいかって言ったら違うんじゃないかな…、さらにそれを母親である私が容認していたらそれは「上の子を優先」ではなく「上の子と一緒に下の子を冷遇」になるんじゃないかな、と。

難しく考えすぎかもしれませんが、なんかそんな風にモヤモヤしていました。

 

上の子にとってはある意味初めて現れたライバルでもある下の子。でも、せっかく1人が2人になったんだからできることなら敵対せずに仲良くなってほしいし、お互いを思いやれる子になってほしい。

そんな風に思い、私なりに「上も下も対等」になる接し方を考えました。みなさん普通にやってるかもしれないしたいしたことではないんですが、次回それをご紹介できればと思います。

では、モヤモヤしたままですが今回はここまで!

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◆今までのお話はこちらから

~第二子が産まれて~

 

第二十五話 子どもが増えたと実感する瞬間

第二十六話 離乳食をどう進めるか悩んでるママにおススメ!『離乳食アプリ』

第二十七話 姉妹なのにこんなに違う!成長の差を感じた瞬間

第二十八話 私が「理想のお母さんの服装」をやめた理由

第二十九話 離乳食を食べなかった長女。一方次女は食べるの大好き!

第三十話 買い物の時間を変えて気付いた、パートのおばちゃんのありがたみ

第三十一話 何もできないと感じていた1人目育児中。2人目育児中の現在は…

第三十二話 2人目は成長が早いと思っていたけど…?

第三十三話 怖がり長女とたくましい次女。怒られた時の違い

第三十四話 大きいと言われ続けた長女。次女もそうなると思っていたけど…?

第三十五話 声が小さかった長女。大声を出せる次女にすでに負けそう…

第三十六話 掴まり立ちをしたい次女。長女と比べるとそこまでの経緯が…?

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作者:ぴなぱさん
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