ゲームをすべて売り払ったその後…普段の家族の関係や生活態度は?【ゲームを与える時期⑩】 by 林山キネマ
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【ゲームの欲を優先させすぎて失ったもの】
小遣いは定額で毎月渡していました。
それ以外にも必要があれば渡すし、お手伝いをすると増えるようになっていました。
多くの手伝いは5分~15分でできるくらいのもので、50円から始まって200円前後。草むしりは一袋400円~500円。
本気を出して頑張れは土・日の二日間でかなり高額になります。
私としては良い条件なんじゃないかと思っていました。
しかし…
少しでも多くの時間、ゲームをやりたかったのでしょう。
手伝いや勉強、必要な睡眠時間に時間をかけたくないのです。
「ラクな道を選んで、いつでも、少しでも多くの時間をゲームしたい」
「他のことはしたくない、ただただゲームが出来ればいい」
ゲームをする時間が無くなってしまうなら、面倒な手伝いをするくらいなら…と、
どんどん良くない方向に思考に傾き、行動していたのです。
最後に…
◆家族関係、生活態度、普段はどうだったのかというと
普段は悪くなかったと思います。
手伝いはたまに渋るときもありましたが、頼めばやってくれました。
近所の人にも挨拶もできるし、学校も嫌がらず行くし、交友関係も良かったようです。
家族の会話も多かったです。流行っているものや、季節ごとに寒いとか暑いとかそんな話も普通にしました。テレビを一緒に観てよく笑いました。
それでもこんな状態になったのです。
⑦のときのお金が息子から返ってきましたが…
ですが、このゲーム関連の出来事で私の心は折れてしまい…
彼らへの信頼を取り戻すのにとても時間がかかりました。
私の息子達へのゲームの与え方は、正しくなかったのかもしれません。
極論を言えば『管理してもダメなら、さっさと諦めて好きなだけやらせた』ならこのストレスもなかったでしょう。
でも、できなかったんですよね。
また、初めから与えなかったら、友達と話が合わないのもつまらない気がして(私がそうだったので)悩みました。
今どきゲーム(ゲームが入っているスマホやパソコン含む)をやったことがない小学生・中学生ってどれくらいいるのでしょうか?
少しは存在するでしょうが、その子はゲームがないことに少しも不満はないのでしょうか?
本当に「いらない」から持っていないのか…それとも親に「必要ないよね」と言われているからか。
どこがダメでどうしたらよかったのか、実は今でも わかりません。
「頑張ってみたけど、こんな風にダメだった」というパターンとしてなにか感じていただければと思っています。
ゲームの与え方編は今回で完結です。次回は今までの掲載と同時期にママ友から聞いた体験談、苦労話をまとめたものを紹介します。
大変なのは私だけじゃなかった!?いろんなケースがあるんです。
☆次回に続きます!
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。