入学シーズンに思い出す、明るく素直だった息子が…【小学生のいじめ①】by 林山キネマ
【春、入学式のシーズンになると思い出す…】
前回までは登園生活のことを描かせていただきました。
大変なこともあったけど、素敵なお友達と楽しい思い出をたくさん作り
この幼稚園に通えて本当に良かったって思いながら通い、卒園しました。
「いよいよ小学校に通う」という、そんなとき
私と長男に降ってかかった、とても難しい問題…
それは小学生の間で起きる「いじめ」でした。
大事に育ててやっと大きくなって一人で小学校に行けるようになった息子、
まだ生まれて6年目の小さな息子、それがいきなり「他者の悪意」にさらされたのです。
親としては心配しましたし、腹立たしく思ったりしました。
どうしてそんなことをするのだろう?どうしたらよかったのか?
必死に一番いい解決法を考えました。
当時起きた事の顛末を、今回からしばらく続き物で掲載していきます。
どうぞよろしくお付き合いください。
【真心という真綿に包まれた子供たち】
園長先生はとても素敵な方でした。
優しくて、時に厳しくて、誰にでも公平で…
いい人柄から、悩みがある保護者が園長先生に相談にすることがあったので
たまに職員室のなかで真剣に話をしているの見かけました。
小学校に通わせる時って、園時代とはまた別の緊張感と心配がありますね。
今までは、親やおじいちゃんおばあちゃん、先生、優しい気持ちに見守られていた子供が
それらから離れて通学路を子供だけで毎日行くんです。
色々なものがたくさん詰まったピカピカの新しいランドセルを背負って。
小学校では一人で家を出て、帰るまでの時間をがんばらなきゃいけないんですよね。
【走って帰ってきた息子の様子が…】
集団登下校もひと月ほどで慣れ、家で帰りを待っていると
【いつもとは…違う様子】
いつもは「ただいま」って必ず言ってくれるし、
かならず給食のことや学校や行事のことなどを話してくれました。
なのに顔も見ずにいきなり黙ったまま、部屋の奥へ…。
長男の性格は、素直で優しくておおらかだと思います。
ケンカを好まず、気の置けない友達も自分で見つけます。
(高校生になった今でもですが…)
そんな息子の突然の変化、
親ですから明らかに「様子がおかしい」と思いました。
口ごもってあまり目を合わせてくれませんでした。
今思うと、泣いてしまいそうなのを我慢していたからかもしれません。
小さな息子に何があって、そんなに我慢していたのか?
なぜそんなに我慢しなくてはいけなかったのか…
息子が帰宅して、ほんの5分程で鳴ったチャイム…
その訪問者と対面することで
息子のとった行動の「なぜ」が、段々と明確になっていきます。
☆次回に続きます
◆今までのお話はこちらから
~親と子と…いっぱい話し合った登園生活~
★もうすぐ通う「幼稚園」について話してみた【親と子と…いっぱい話し合った登園生活①】
★今だけでも、一緒に手をつなごう【親と子と…いっぱい話し合った登園生活②】
★ささっと体温を測りたい時のオススメ方法【親と子と…いっぱい話し合った登園生活③】
★園内でケガをしちゃった!その時に【親と子と…いっぱい話し合った登園生活④】
~里帰り出産を考える~
★里帰り出産って必要?実家に戻ったら過酷な生活が待っていた!【里帰り出産を考える①】
★里帰りしたのにこんな苦労が?実母は折れない人なので…【里帰り出産を考える②】
★あなたの帰る里、ほんとうに環境は整ってる?【里帰り出産を考える③】
★里帰り中、隠しごとをする旦那を疑う!悩む日々になり…【里帰り出産を考える④】
作者:林山キネマさん
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