私が義父母介護のキーパーソンになった理由【同居して得たこと感じたこと⑫】 by 山田あしゅら

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しかし

介護認定や介護サービスを受けるための手続きも

そして被介護者を連れていく病院も

ほとんどが平日でなければ受け付けてくれないのです。

 

我が家の場合、義父母二人分をこなさないといけませんので

それだけでも時間を取られる頻度が多くなるわけです。

 

また

介護サービス利用や入院などにあたっては

家族の中でのキーパーソン(主体的に動ける人)が誰であるか

明確にするよう要求されることが実に多い。

 

緊急時の連絡先や

様々なサービス方針を決めるのに

家族のうち誰か一人を『中心』に据えておかないと

事業所側や病院側も対処に困るからなのでしょう。

 

義父母の実子である夫にそれらを『ぶん投げる』のは

我が家の場合、現実的ではありませんでした。

 

介護が始まった当時は3人の息子も

巣立つ前でしたので

我が家の経済の要である夫には仕事に専念してもらわないと。

 

幸いなことに

同居ですので住宅費の心配はあまりありませんでしたし

義父母には現役時代の蓄えがあり

介護費用は何とか賄えてもらえましたので

恵まれたケースだったとは思います。

けれどそれだって限りがあるのです。

 

何年続くか分からない介護。

在宅介護が思いのほか長期にわたってしまったことは

今振り返ると仕方のなかった事だったと思うのです。

 

結局その間、私はパートを辞め

いくつか携わっていた活動も一つ二つと脱退していきました。

 

ただ一つ

書道と篆刻。

これだけは譲れませんでしたけどね。

 

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同居をして得たこと感じたことシリーズ
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