本当に幸せだった…?今でも考えさせられる32年前のプレゼント by 山田あしゅら
【孫へのプレゼント】
今年もじじの『買ってやりたい病』が炸裂の
クリスマス(笑)
ただ
彼の場合サプライズは苦手なんです。
これではきんとき
何でプレゼントもらったのか分かんない。
まぁ
きんときも喜んでたし
じじも満足したから良いんですけどね…。
【話は変わって32年前のコト】
クリスマスではないのだけれど
と、思い立った義父。
私が山田家へ嫁に来た前後はたまたま犬を飼っていませんでしたが
かつて義父は狩猟を趣味としていたので
長い間、狩猟用の大型犬を飼い続けていたらしいのです。
犬に関しては一家言ある義父主導のもと
ペットショップで選んだのは
オスの柴犬。
まだ生まれて1ヶ月ほどの子犬で
名前は義父が命名。
マコという名前になりました(男の子なのに)。
結婚前、マンション住まいだった私は
犬を飼った経験があまりありません。
(小学生の時、平屋住みだった数年間
ひろった雑種犬を飼ったことがあるくらい。)
かわいい子犬とはいえ
正直どう世話をすればいいのか分かっていません。
プレゼントされた長男はまだ1歳になったばかりのヨチヨチ歩き。
散歩など世話はまだ出来ないし…。
一方
言い出しっぺの義父は
まだバリバリの現役だったので平日犬をみることはありません。
そして休日もあんまり みようとしないし…。
【お世話をするのは誰かと言うと】
と、いうことで
世話をするのは
育児中の私と
仕事から帰ってきた義母ということに。
子犬だったマコもすぐに大きくなり
次第に個性が分かって来ます。
マコは少々気の荒い子でした。
しつけもきちんと出来ていなかったかも知れません。
しかしせっかく飼い始めたのだからと
一応世話はしていましたが
ちょうど同時期に次男二郎を懐妊した私。
小さい一郎もまだまだ手がかかり
双方をとなると、なかなか思うようにはいかないのです。
なのに義父は
と、言い放ち
いよいよマコの世話から遠ざかっていってしまっていました。
犬だって相手を見ますもんね。
マコもそんな義父に懐くわけがない。
マコは犬にしては長生きで病気らしい病気もせず
その後
ダンナの不在が多い我が家の番犬を
しっかり果たしてくれました。
最後は認知症になり(犬も認知症があるのです。)
我が家へ来て16年目に息を引き取りました。
プレゼントされた当の一郎はその時既に高校生。
自分の犬というよりも
『物心ついた時には家にいた犬』という感覚だったかも知れません。
我が家で最後まで看取れたのが唯一の救い。
でも
看取ったのも焼き場に納めに行ったのも
私ひとり。
果たしてマコはうちに来て幸せだったのかどうなのか?
今でも
色々考えさせられる
プレゼントで
ありました。
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⇒作者:山田あしゅらさん
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