息子たちの糧に【同居して得たこと感じたこと⑮】 by 山田あしゅら
今では息子たちも
立派なアラサー。(上から33、31、27歳)
既に3人とも家から巣立っちゃってます。
・・・まぁそれはともかく。
4~5年ほど前、在宅介護のピーク時は3人ともまだ家に居り
3人がそれぞれ色々な形で祖父母たちに関わってくれていました。
長男は
どうしても義両親の介護にかかり切りにならざるを得ず
一人暮らしの実母がついつい後回しになっている私を気遣って
『もう一人のばあちゃん』をとても気にかけてくれていました。
次男は
認知症の義母の機能の衰えを少しでも防ごうと
毎日訓練に努めてくれていました。
三男は
エンドレスな義父の話(ほとんど昔の武勇伝)に
いつも気長に耳を傾けてくれていました。
年寄りと暮らしていると
世代間ギャップのみならず
忍耐を強いられることや理不尽なことにたびたび出くわします。
しかし腹を立てながらも彼らは「しゃーないな」と
上手くかわしてくれていました。
自分自身がその年齢に到達しないと
本当の気持ちは理解できないと思いますが
小さな頃から関わりを持つことで
おぼろげながら、どう接していけば良いのかが
自然と身についていたようです。
人がだんだん年を取っていくということはどういうことなのか
若い人が目の当たりにする機会は今はあまりありません。
それが彼らの『強み』になるのかどうかは分かりませんが
息子たちが社会に出てから何らかの糧にはなっているんじゃないか
そう思いたいおっかさんです
◆今までのお話
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⇒作者:山田あしゅら
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