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登校班のトラブル?息子が何をされていたか?【小学生のいじめ③】by 林山キネマ

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前回、同じ登校班の女の子が言っていたことばかりに

耳を傾けているつもりはありません!

 

【当然、息子にも事情を聞いてみることに】

今でも覚えてますが、本当に元気がない後ろ姿でした。

つねる?!もちろん「わざと」です。

物がぶつかるとか、足を踏む、そういうのじゃなくて「つねる」!

 

【息子は争いを好まないタイプなのです】

余程のことがない限り、大声を出して怒鳴ったりしません。

つねられたら登校班の並んでいる位置を、移動したり変わってもらったりして

自分で対策をとって、つねってくるAちゃんを避けていたようです。

しかし、わざと何度もしつこく隙をみてつねってくる。

 

そして…とうとう走って帰ってきたその日は…

 

 

私のなかに悔しいやら、悲しいやら、

色々な感情で心のなかがめちゃくちゃな状態になりました。

 

【自分でつねっておいて、あのセリフ!】

うちに女の子はいないけど、女の子のいじめっ子ってちょっと独特ですね。

女の子のいじめって、頭を使った狡猾で陰湿なものがある気がします。

 

もちろん、全ての女の子がいじめをするとは絶対に思ってません。

今までにうちの子に優しくしてくれた女の子をたくさん知ってます。

 

それにしても「こっそりと何度もつねる」こんな意地の悪い行為

小学校に入りたての子が「どこで」覚えてきたのでしょう。

知っていたとしても、どうして「人に対してそれをやっていい」と、思えるのでしょう。

色んな環境の家があるとは思っていたけど、

どういう風にしたらこんな考えや行動ができる子供になっちゃうのか…

想像すると気分が悪かったです。

でも書いたように、卒園式で先生が優しく送り出してくれたような

そういう子供が集まっていると思いたかったので気持ちが暗くなりました。

【息子にも詳しく聞いてみると】

どうやらつねるのは息子に集中していたようで、他の子にはやっていません。

そして、他の子にもわからないようにこっそりやっていたのでした。

つねった後、ニヤニヤと笑って、列の場所をずれたり避ける息子に対し

「なんで場所をかえるの?」「どうしたの?なに痛がってるの?」と言うのです。

やがて、きちんと「やめて」といっても

「『やめて』って、なにを?なんにもしてないよ~?」

とAちゃんは当たり前のように嘘をつくのです。

 

そして、息子の気持ちを知ったことで、思い出したこともあります。

 

【過去に私も「つねられる」といういじめをうけました】

小学生2年のときでした。

今でも忘れられない、妙に色白のキツネ目の男の子がとなりの席になりました。

いつものように授業をうけようとしたとき、腕をものすごい強さでつねられたのです。

「イッ!」という声が出そうなほどでした。

 

今思うとその時の対応は、私と息子とても似ています。

突然のことに理解が出来なくて、避けつつも

「なかったみたい」に逃げて過ごそうとしたんです。

いじめられてると気がついてからも、しばらくは親に心配させたくなくて黙っていました。

 

つねられないようにどんなに気を付けていても、

相手は私が気を抜いたころに何度もつねってきます。

何の迷いもなく、素早く手を伸ばし、力いっぱいつねるので

やがて私の腕は青いあざがいくつも出来るようになりました。

最後は母親に相談し、先生から注意があり、席がかわることでそれは終わりました。

 

やがて何年もたち、高校生になったある時その男の子の家庭の事情を知りました。

家庭のなかが荒れていて、いつもその子の兄がその子に暴力をふるっていた、と。

そういう抑圧された子は、抑え込んだ恨みのような感情を放出する場所を探すのかもしれません。

吐き出し口に利用できる、自分より強くない・やり返してこなさそうな相手に

もっとも身近な同級生を選んだのでしょう。

 

Aちゃんの家庭環境についてはこれから少しずつ書いていくことにします。

 

次回は 息子がもうそんな目に合わないようにするための「行動」に出ます。

 

☆次回に続きます

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◆今までのお話はこちらから

~小学生のいじめ~

入学シーズンに思い出す、明るく素直だった息子が…【小学生のいじめ①】

たずねてきた子供にゾワっとして…【小学生のいじめ②】

 

~親と子と…いっぱい話し合った登園生活~

もうすぐ通う「幼稚園」について話してみた【親と子と…いっぱい話し合った登園生活①】

今だけでも、一緒に手をつなごう【親と子と…いっぱい話し合った登園生活②】

ささっと体温を測りたい時のオススメ方法【親と子と…いっぱい話し合った登園生活③】

園内でケガをしちゃった!その時に【親と子と…いっぱい話し合った登園生活④】

 

~里帰り出産を考える~

里帰り出産って必要?実家に戻ったら過酷な生活が待っていた!【里帰り出産を考える①】

里帰りしたのにこんな苦労が?実母は折れない人なので…【里帰り出産を考える②】

あなたの帰る里、ほんとうに環境は整ってる?【里帰り出産を考える③】

里帰り中、隠しごとをする旦那を疑う!悩む日々になり…【里帰り出産を考える④】


作者:林山キネマさん
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