3人目は考えてる?前編【第二子が産まれて58】 by ぴなぱ
子どもがふたりになってよく訊かれるのは「3人目は考えてる?」ということ。実際どうかという話ですが、その話をするにあたってまずは第二子出産時のお話から。
【2人目の出産が本当につらかった】
うちは1人目が逆子で帝王切開だったため2人目も帝王切開での出産だったのですが、出産自体は問題なく終わったものの弛緩出血で産後がまぁ大変でした。
体感的にこのまま死ぬのかもと思う場面もあったし、輸血も手術中はある程度覚悟してたもののまさか産んだ後ですることになるとは思ってなくて驚きましたが、なによりキツかったのは下からバルーンとガーゼを入れて子宮を直接圧迫止血するという処置。
これがもう、ものすっっっっごく痛いんです!!!
入れるだけでも耐えられない痛さなのに、そこをさらにさっき切ったばかりの傷の上からお腹をぎゅうぎゅう押して中と外両方から圧迫するので、もうわけのわからない痛さでした。
で、それが痛すぎて「もういいから子宮取っちゃって!!取って解決するなら取って!!」という気持ちでいっぱいに。取ってと言って取ってくれるもんでもないでしょうけど、気持ち的には。
【やっぱり3人目は…】
そんなこんなでその止血の処置の時に「ちょっとアリかもとか思ったけど、やっぱり撤回!3人目は無理!!」と強く思いました。
弛緩出血の原因と言われているものを調べましたが私の場合当てはまることはなく、さらに1人目の出産の時も弛緩出血まではいかなかったものの子宮の戻りが悪いとは言われていたので体質なのかもしれません。
そうなると次も同じことになる可能性もなくはないわけで、あの処置をもう一度するなんて絶対嫌だし、それ以前に今回助かったのはただのラッキーで次はダメかもしれない。そう思うと次なんて全く考えられませんでした。
元々漠然とではありますが子どもは2人かなと思っていたし、その通りになったんだから何も問題ない。むしろ2人も産めたことが奇跡だったのかもしれない。
第二子出産で改めて出産の怖さを知り、2人も子どもを産めてその子たちを育てられるという、当たり前に思っていたことへの有難さも感じられるようになりました。弛緩出血に限らず、出産はやはり命がけなんですよね。
わかってはいるんですが…
その後少しだけ心境の変化が。次回はそんな話をしようと思います!
◆今までのお話はこちらから
~第二子が産まれて~
第一話 次女出産で解決した3年越しの疑問
第43話 10ヶ月でようやく座れるようになった次女。長女の座り始めも確認してみたら…?
第44話 少しずつ楽になってきた、子ども2人とのお風呂の入り方
第46話 二児・三児のママに壁を感じていた1人目育児。自分がその立場になってみたら…
第49話 正反対の性格だと思っていた姉妹。でも最近、似ているところも見えてきて…
第50話 食事をひっくり返す行為に悩んでいたら…。あるものですんなり解決!
第52話 子どもの医療保険。長女はかけたけど次女にはかけそびれていて…
第54話 受診のタイミングがわからなかった1人目育児。そんな私が救われた医師の言葉とは
第55話 4歳差姉妹の取り合いの様子
第56話 2人目は発達が早いと思ったけど…?お姉ちゃんが激甘な我が家の場合
第57話 家と外での子どもの様子の違い
作者:ぴなぱさん
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