3歳前から覚えていた、私の不思議な感覚とは…?【お腹のなかの記憶①】by林山キネマ
【不思議な感覚…それは「おなかのなかの記憶」】
「子供が小さい時はまだ、生まれてきたときお腹の中にいたころ~胎児の時~の記憶を持っている」
そんな話を聞いたことはありませんか?
覚えている子もいれば、覚えていない子もいます。いつまで覚えていていつ忘れてしまうんでしょうね。
今回から4回にわたり【なかのなかの記憶】についてのいろいろなエピソードを紹介させていただきます。
◆まずは私の場合…
えっ?と驚く方もいるでしょうね。
人によって過去の思い出を覚えている具合って、それぞれ違うと思うんです。
幼稚園のことをまだ覚えている人もいれば、一番古い記憶は小学校に入ってからという人もいます。
私は学校の成績は特別よくありませんでしたが、昔の思い出を人より多く覚えていました。
3歳になる前に飼っていた動物のことや、おじいちゃんのお見舞いに行ったことなどをうっすら覚えています。私が保育園に通う以前に母が自動車学校に通っていたことがあり、併設された保育所に数時間預けられていたことがあったのです。そこの部屋のことも覚えていて、後々大きくなって「あれはどこだったの?」と母に聞いて驚かせたこともあります。
【10歳前まではもっとしっかり覚えていた】
当時は「暇」だったのでしょう。思い出す余裕がいくらでもあったのだと思います。
今より鮮明にその記憶を覚えていて、どんな時に思い出すのかという…
【だんだんと薄れていってしまう記憶】
10代を超えたあたりから、毎日どうやって楽しく過ごすかを子供なりに考えます。
好きなテレビ番組もどんどん見たいし、お小遣いで本やファンシー雑貨を買いたくて夢中になります。一方、学校は宿題が多くなるし、塾もいってみたり、母親の言うことを守れなくて叱られたりするようになります。日常にたくさんの刺激があるのです。そうなると、どんどんあの感覚を思い出す余裕がなくなりました。
でもたまに、それでも20代くらいまであの時の感覚を思い出すことがあったんです。
【友達が指摘してくれて気が付いた不思議な感覚の正体】
私は「あの感覚はおなかのなかの記憶」だと信じています。
今では…子供の頃のように鮮明に思い出すこともできなくなってきました。ひょっとしたら思い出した感覚を必死で覚え直しているだけなのかもしれません。
思い出すのは立つでもなく座るでもないゆったりとした感じで、耳の奥が音がこもったような、口の中に暖かくやや弾力があるような「何か」をたくさん含んだようでした。その「何か」は母の体の中の羊水だったのではないでしょうか?
絶対にそうだという証拠もなければ、違うという証拠もありません。なので、このエピソードを信じるかどうかは読まれた方の判断にお任せすることになりますね。
でもお腹の中の記憶があるのなら、聞いてみたいと思いませんか?
次回は、直接子供から聞いたおなかのなかの記憶になります。
☆次回に続きます!
◆今までのお話はこちらから
~男の子同士で起こしがちなトラブル~
★同級生に手を上げてしまい…【男の子同士で起こしがちなトラブル①】
★気の荒いクラスの子、手を出さずに我慢していたら【男の子同士で起こしがちなトラブル②】
★消化できないくやしい気持ちを落ち着かせた方法とは?【男の子同士で起こしがちなトラブル③】
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★登校班のトラブル?息子が何をされていたか?【小学生のいじめ③】
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★よその子の「お菓子の請求」を断って大変なことに!【小学生のいじめ⑧】
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★小学生に教えた「世の中の残念な大人」の存在【小学生のいじめ⑪】
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★「ちょっと貸して」から断わる勇気を身に着けて【小学生のいじめ・その後】
作者:林山キネマさん
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