同級生の家で遊んだのがきっかけで大変なことに【小学生のいじめ⑨】 by 林山キネマ
前回の出来事で、私はAちゃんが息子に対し
どんな感情を持っているのか知ることになりました。
どうやら「大事にしたい友達」の対象ではない、と感じました。
なのでしばらくの間、なにか起こらないか不安でした。
しかし意外にも「すぐには」何も起こりませんでした。
【すぐに何も起こらなかった要因の一つは…?】
性別とクラスが違う、これは助かりました。
うちの子が女の子だったらどんなことになっていたのかと思うとゾッとします。
それでも近所にいるとどうしても接点が出てきてしまったんですよね…。
【友達や雰囲気に流されて、何となく遊んでいて…そこからのトラブル】
今でもこの件に関しては防ぐのは難しかったと感じています。
そのうちの子が「おいで」と言ったからとはいえ、たくさんの子供が一気に訪問してしまい…
(Aちゃんのお宅は⑤ でも書いた通り、ごく普通の一戸建てに二世帯6人住んでいるというスタイル)
どうしても騒がしくなってしまったのでしょう。同居している方にご迷惑な状態になりました。
30分ほど家で遊んだ頃、Aちゃんがおつまみらしいお菓子を食べだし
それをそのまま持って来てみんなに配りました。
【激怒したAちゃんのお爺さん】
子育てをしていると多くの人が思い当たるかもしれないのですが
よそのお宅に遊びに行ったり、よその子が遊びに来ると
育った家庭の環境や習慣の違いによって、相手の方をびっくりさせてしまうこともあります。
逆にこちらが、びっくりすることもあります。
過去には、遊びに来た子が勝手に冷蔵庫を開けて飲み物を欲しがったり、
遊び感覚で家具の引き出しを開けていることもありました。
見られたくない物や貴重品もあるので気を付けたいところです!
なので息子には、やってはいけないことも一通り教えていたつもりでした。
- あいさつはきちんとする
- 勝手に冷蔵庫や扉を開けない
- おうちの人がやめてと言ったことはすぐやめる
- 片づけをきちんとしてから帰ってくる
このくらいのことは、もともと教えてあったのですが…
それでもトラブルって起きてしまう場合があるのです。
私は…息子に 「大勢で友達の家に押しかけてはいけない」
というのを教えていませんでした。
そのあと教えましたが、これは大失敗です。
「みんなが遊んでいても、うちの人が困っていたら遊ばずに帰ってきなさい」
と教えればよかった。そもそもたくさん集まって平気なのか?前もって聞くべきかもしれません。
そんなに親しくない間柄のお宅の家で、もし何かあったら向こうも困るはずです。
【トラブル、なぜ防ぎきれなかったのか】
それは私が「Aちゃんとは遊ぶな」とはっきり言いたくなかったからです。
余程のことがないかぎり、子供の友達を大人の価値観で選り好みして
それを子供に押し付けてはいけないと思ったのです。
本当にそれが正しいことか間違いか、それについては
これから続く最後のお話しまでのあいだ、読者の皆さんも一緒にゆっくり考えていただけたらと思います。
髪の毛については、本当息子のものだったのか…それは今だによく解りません。
でも、お菓子の取り方から息子しか考えられない、とAちゃんが言ったそうで。
この後、さらに激しい展開になります。
(心の優しいかたは、お気をつけて続きをお読みください…)
☆次回に続きます
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★登校班のトラブル?息子が何をされていたか?【小学生のいじめ③】
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作者:林山キネマさん
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